2014年05月20日

技のネタ『批判した後でねこだまし』

 「批判した後でねこだまし」とは、ある罵倒芸の隠者が、ポケモンの技である「ねこだまし」をヒントにして開発している技である。

 完成の暁には、「議論の相手が披露した主張を批判してみせた後、自分も似たような主張を披露して、相手を唖然とさせる」という効果を発揮する。

 この「批判した後でねこだまし」は、次のような感じで使用する。

 ・まずは、自分のブログで次のように主張する。
 『この世の中には、「つまらないブログの記事に『はてなブックマーク』を付けることは、よろしくない」と述べる人々が存在する』

 『しかしながら、つまらないブログの記事に『はてなブックマーク』を付けるか否かは、各個人が自由な判断によって決めることである』

 『というわけで、つまらないブログの記事に『はてなブックマーク』を付けても良いのである』

 ・その数日後、次のように主張する。
 『最近のネット上では、オチのない中途半端なdisの記事を普通に披露しているブロガーが存在する。嘆かわしいことだ』

 『そして、そのオチのない中途半端なdisの記事に「はてなブックマーク」を付ける人が大勢存在する。これもまた、嘆かわしいことだ』

 『一体どういう神経で、オチのない中途半端なdisの記事などに「はてなブックマーク」を付けているのであろうか?』
 『その理由を、ぜひとも聞きたいものである』
・・・・・
 この「批判した後でねこだまし」は、議論の相手を唖然とさせることが目的の技であるが、稀にツッコミを貰うこともある
 実際に、あのfujipon2氏も「批判した後でねこだまし」に近い技を使用して、meerkat_hatena氏からツッコミを貰っている。(2017年7月15日の追記:現在は、meerkat_hatena氏のツッコミが消えてしまっているようです)

 このように、「批判した後でねこだまし」は相手を唖然とさせることもあれば、ツッコミを貰ったりもするという、結果が不安定な技である。

 期待した効果が必ず出る技ではないために、博打思考の論者はともかく、そうでもない論者は、「批判した後でねこだまし」の使用を控えたほうが良いと言われている。
ラベル:ポケモン

2014年05月18日

技のネタ『葛藤しているカウンター』

 「葛藤しているカウンター」とは、ある罵倒芸の隠者が、ポケモンの技である「カウンター」をヒントにして開発している技である。

 完成の暁には、次のような効果を発揮する。
 「議論の相手から、主張の矛盾を指摘された際に、『私の主張に矛盾があることは、とっくに自覚している。そして葛藤している。それにもかかわらず、いまさら私の主張の矛盾にツッコミを入れるとは何事だ』と言い返して、相手のツッコミを無効化する

 この「葛藤しているカウンター」という技は、以下のような場合に使用すると効果的である。

 ・まずは、礼儀の論者であるAさんが、罵倒芸ブログに赴いて礼儀の重要性を説こうとする。

 ・しかしながら説得に失敗すると、Aさんは不機嫌な態度を露わにして、愚痴を散々に述べて、最後に毒吐きのコメントを残して退場する。

 ・その後、傍観者のBさんから次のように疑問を呈される。
 『礼儀を説きながら毒吐きのコメントを送るというAさんの行動は、一体どういうことなのか?』
・・・・・
 このような疑問を呈されたときが、「葛藤しているカウンター」を使用する良い機会である。
 いかに自分の言動の矛盾を指摘されようとも、「葛藤しているカウンター」を使用すれば相手のツッコミを無効化できるのである。

 たとえば、あのfujipon2氏が、「個人的な好き嫌いと正義を混同しているにもかかわらず、その本人に混同している自覚が無いって、駄目すぎなのでは
 という感じの発言を行った際に、meerkat_hatena氏から、
 「そのように仰るfujipon2氏ご自身も、個人的な好き嫌いと正義を混同して他人を批判していたことがある」とツッコミを入れられ、「ええ、それには私自身も葛藤しています」という感じで答え、見事にmeerkat_hatena氏のツッコミを無効化していた。

 このように、「葛藤しているカウンター」は相手のツッコミを無効化し、同時に自分の言動が矛盾していることも正当化できるという便利な技なのである。

 ただし、調子に乗って使用しすぎると、「他人の矛盾には厳しく、自分の矛盾には優しい。ダブルスタンダードな論者だ」という評価を貰う恐れがある。

 このような評価を貰うことが目的の論者ならばともかく、そうでもない論者の場合は、「葛藤しているカウンター」の乱用を控え、ここぞという時を見計らって使用しよう。
ラベル:ポケモン

2014年05月17日

技のネタ『的はずれで威張る』

 「的はずれで威張る」とは、ある罵倒芸の隠者が、ポケモンの技である「いばる」をヒントにして開発している技である。

 完成の暁には、次のような効果を発揮する。
 「議論の相手と主張が対立した際に、『あなたの主張は的はずれである。なにがどう的はずれなのかは、言い難いので説明しない。しかしながら、あなたの主張が的はずれであることは間違いないという印象を、私は持っている。ゆえに、あなたの主張は的はずれだと結論できる』と述べて、相手を混乱させる」

 この「的はずれで威張る」という技は、具体的な反論の言葉を述べなくても勝利宣言が行えるという便利な技である。

 たとえば、あの「最終防衛ライン2」というブログの記事、「小保方さんは実験ノートを公開しない方が良かったんじゃ」のコメント欄に登場しているs氏も、2014/05/10 06:38に投稿したコメントにおいて、
 具体的な反論の言葉を何一つ述べていないにもかかわらず、「的はずれで威張る」に近い技を使用して自分の優位性をアピールしている。

 このように、「的はずれで威張る」に近い技を披露したs氏であるが、「ゆえに自分の主張こそが正しいのだ」という展開が欠けているために、今ひとつの効果になっているところが惜しまれる。
 もっとも、「今ひとつ感」を演出することがs氏の目的だったのならば、大いに成功していると言えなくもない。

 ともあれ、読者様も、「ああ、あの手強い論敵の主張に鋭いツッコミを入れてぎゃふんと言わせたい! でも、クリティカルな反論の言葉なんて何一つ思い浮かばないから、到底かなわないorz」と悩んでいる論者を見かけた際は、この「的はずれで威張る」を教えてあげよう。
ラベル:ポケモン

2014年05月10日

ネタのお言葉『disの実存的危機』

 「disの実存的危機」とは、あのヴィクトール・フランクルが唱えた「実存的危機」の、罵倒芸版である。

 【解説】
 ネット上で議論を行う際に、人格攻撃、わら人形論法、後釣り宣言、煽りや極論などの炎上芸を存分に駆使してアルファブロガーに成長した論者が、ある時ふと、「罵倒芸を披露してきた私の人生って、一体なんなんだろう?」と自問する。

 そして、今まで関心のなかった「ネットマナー」というものに興味を懐き、礼儀の論者による説教を熱心に聴くようになり、自分の罵倒芸を反省し、「ネット上における誠実な議論の在り方」を追求するようになり、ついには、「私は聖人君子の論者を目指します!」などと宣言する事態となる。

 このように、罵倒芸に対して肯定的な立場から否定的な立場に変容することを、「disの実存的危機」と言い表す

 「disの実存的危機」は、自分の意識の中で顕在化しない場合もある。
 たとえば、自分のブログやツイッターで散々に罵倒芸を披露しながらも、他人の罵倒芸を目撃するとネットマナーを説教し始めるという論者が、現実のネット上に少数ながら存在する。
 このような論者の場合、無意識のうちに「disの実存的な危機」を迎えているのである。

 ・無意識のうちに「disの実存的危機」を迎えている例
 (以下に紹介するツイッターは、yunishio氏が2014年5月1日に呟いたツイッターである)
 
>さっきの@akoustamさんにしてもそうだけど、よく「医者に診てもらえ」とか「臨床的な意味で妄想」とか「おかしくなった」とか言えるよなあ

 このツイートが為された経緯は、次のとおりである。
 ・まずはGoITO氏が、双葉町の元町長である井戸川氏の「政府は3/11の地震・津波を予知していた」という主張について、「臨床的な意味で妄想じゃないですか」と評する。

・その後、kikumaco氏が、『これは「おかしくなった」と言われてもしかたないレベルですね』と発言する。

 ・そのGoITO氏とkikumaco氏のやり取りを目撃したyunishio氏が、批判的に言及する。

 GoITO氏とkikumaco氏の発言を批判したyunishio氏であるが、
 2014年1月31日のツイートと、
 2014年4月15日のツイートの内容は、以下のとおりである。
 >読解力のないアホの被害妄想にいちいち付きあっていられるとでも思っているのですか?
 >あなたのような妄想家は掃いてすてるほどウヨウヨしてらっしゃるのですよ

 >お前さんは頭がよろしくないので「金借りた=生活保護を受給した」って読んでるだろ?
 >IQ低すぎクソワロww


 これら一連のツイッターを見ると、yunishio氏が無意識のうちに「disの実存的危機」を迎えていたことが分かる。

 読者様も、「自らは普通に罵倒芸を披露するが、他人の罵倒芸に対しては批判的な言葉を投げ掛ける」という論者の姿を目撃した際は、「無意識のうちに『disの実存的危機』に陥っていますよ」と教えてあげよう。

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2014年05月08日

技のネタ『心の中で詫びる怪しい風』

「心の中で詫びる怪しい風」とは、ある罵倒芸の隠者が、ポケモンの技である「あやしいかぜ」をヒントにして開発している技である。

 完成の暁には、「議論の相手から謝罪を求められた際に、心の中で詫びの言葉を呟いて、『どうだ、私は正々堂々と謝罪したぞ!』と言って、議論の相手を混乱させる」という効果を発揮する。

 ネット上の議論を幾つか眺めていると、次のような場面を目撃することがある。

 ・まずは、ブロガーのAさんが科学的に間違った内容の記事を披露する。

 ・数日後、その記事を見つけたニセ科学批判者が、ツッコミのコメントを投稿する。

 ・ブロガーのAさんは、次のように反論する。
 『その記事の間違いについて、とっくに私は謝罪の言葉を述べている
 『それにもかかわらず、いまさらツッコミのコメントを寄せるとは何事だ?』

 ・それを聞いたニセ科学批判者は、Aさんのブログを隅々まで読み、そして質問する。
 『あなたのブログ内には、謝罪の言葉が一つも見当たらなかった。一体、どういうことなのか?』

 ・ブロガーのAさんは、謎を説き明かす。
 『私のブログ内で謝罪の言葉が見つからないのも当然だ。私は、心の中で詫びの言葉を呟いたのだ

 ・それを聞いたニセ科学批判者は、次のように判断する。
 『なるほど、自分の心の中で呟いた言葉を、外界に発信した言葉と考えるブロガーであったか。まともに対話できる相手と思った私が、愚かであった』

 ・ニセ科学批判者は、時間を浪費したことを実感しつつ、Aさんのブログから去る。

 ・それを確認したブロガーは、次のように勝利宣言する。
 『どうだ、私は自分が間違っていると思ったら、素直に詫びの言葉を述べることができる人間なのだ』
 『あのdisる気が満々のニセ科学批判者とは、比べものにならないほどの人格者なのだ』

 ・ブロガーのAさんは、ドヤ顔を決めて締めくくる。

 この場合、ブロガーのAさんが「心の中で詫びる怪しい風」に近い技を使用したのだという。
・・・・・
 このように、「心の中で詫びる怪しい風」は鋭いツッコミを放つ論敵を混乱させることが目的の技であり、ただちに議論の勝利を導くという技ではない。

 しかしながら、「謝罪した」「いや謝罪していない」という話に持ち込んで本題をうやむやにできる技であり、正面突破が苦手な論者にとっては重宝する技と言える。

 読者様も、「謝罪は表明したくない。だって、素直に謝罪したら、議論に負けた気がするんだもん! でも、やっぱり謝罪した体裁だけは残しておきたいな?」
 と悩んでいる論者を目撃した際は、この「心の中で詫びる怪しい風」を教えてあげよう。

 ただし、「だいぶつのブログ」というブログを管理している御方は、すでに「心の中で詫びる怪しい風」を知っている可能性がある。
 よって、「心の中で詫びる怪しい風」を改めて教えてあげる必要はないと思われる。
 (参考文献)https://twitter.com/NATROM/status/463016063068676096

2014年05月07日

技のネタ『disくさいキャラメル』

 「disくさいキャラメル」とは、ある罵倒芸の隠者が、「デルトラ・クエスト」に登場するアイテムである「くさいキャラメル」をヒントにして開発している技である。
 完成の暁には、「自分の芸風の『disさ』が、一時的に増量する」という効果を発揮する。

 ネット上で行われている議論を幾つか眺めていると、次のような論者の姿を目撃することがある。

 ・まずは、『私は礼儀を重視する論者です』と自己紹介して、よその議論に途中で参加する。

 ・その後、礼儀の論者は罵倒芸の論者に向かって、ネットマナーの大切さを説く。

 ・しかし、罵倒芸の論者は説教に応じない。

 ・すると、礼儀の論者は不機嫌な様子で愚痴を述べ始め、皮肉と揶揄を述べ始め、ついには、
 『これほど言ってもまだネットマナーの大切さを理解できないのか? 全く、あなたはレベルが低すぎる。これ以上は相手にしていられない
 と言って議論の場から去る。

 この場合、礼儀の論者が「disくさいキャラメル」に近い技を使用したのだという。
・・・・・
 このように、「公の場であるネット上でdisるなんてとんでもない!」と考えている論者であっても、「disくさいキャラメル」を使用すれば、普通に毒吐きのコメントを発信することが可能となる

 ただし、「disくさいキャラメル」によって得られる『disさ』の増量は、一時的なものである
 一定の時間が経過すると、『disさ』の値が元に戻る。

 よって、ここぞという時、たとえば怒りの感情を露わにするべき場面で「disくさいキャラメル」を使用すると、効果は抜群となる。

 読者様も、「真剣に怒っていることを相手に伝えたい! でも、自分が書く文章は表現力が今一つだから、相手に自分の怒りを的確に伝えることができないorz」
 と悩んでいる論者をネット上で目撃した際は、この「disくさいキャラメル」を教えてあげよう。