2014年06月28日

「NATROMの日記」様のコメント欄を参考にして、マウンティングのネタ話を作りました

 ネタ話『ニセ科学批判者にマウンティングして勝った者』

 あるニセ科学批判者が、「ニセ科学にネガティブな内容の本」を出版したことを自分のブログで報告した。
 それを見たAさんは、疑問を呈した。
 「そんな本を出版しても、無駄なんじゃないかな」
 「ニセ科学を強く信じている人は、ニセ科学にネガティブな内容の本なんて買うはずがないよね」
 「そんな本を出すよりも、ニセ科学推進者と直接バトルして完全論破に追い込めばいいんだよね」
 「そうすれば、ニセ科学の信者たちは騙されていることに気がつくんだな」
 「やがてニセ科学の信者はゼロになって、ニセ科学は撲滅されるんだな」
 「というわけで、今日からニセ科学批判者さんは、どんどんニセ科学推進者たちと直接バトルを行ってくださいね」
 「それこそが、ニセ科学を撲滅するという目的に達する近道なんだからね。以上で、私のアドバイスを終えるよ」

 それを聞いたニセ科学批判者は、次のように答えた。
 「すでに私は、複数のニセ科学推進者たちと何度も議論しています。その経験を踏まえた上で、今回の本の出版に至りました」
 「というわけで、私を批判したいのならば、まずは私の過去のニセ科学批判活動の全容を把握してから批判してください。私の過去ログを読めば、大体のことは把握できます」

 それを聞いたAさんは、驚いた。
 「ええ? すでに、ニセ科学推進者たちと何度も直接バトルしていたですって?」
 「…それにもかかわらず、世界中にニセ科学が蔓延しているってことは…?」
 「あなたのニセ科学批判活動は、めっちゃ無力だったってことじゃないんですか!?」
 「なんだ、結局は私の言っていることが本質的に正しかったってことじゃん。ROMのみんな、この議論は私の勝利で終わったよ、じゃあね!(ササッ)」

 Aさんの言動を見たニセ科学批判者は、感想を述べた。「マウンティングしてから消え去るの、はやっ! まるで、ポケモンアニメに登場するアイリスさんの手持ちポケモンの、『ボルトチェンジを発動したエモンガ』並みの速さだ!?」(完)

 (注:このネタ話は、「NATROMの日記」様のコメント欄に登場された鹿狩りさんのコメントにインスピレーションして作りました)
http://d.hatena.ne.jp/NATROM/20140610/p1#c1403840151

ネタ話『めいろま氏式の炎上芸を採り入れたニセ科学批判批判者』

 その過疎ブロガーでニセ科学批判批判者のAさんは、めいろま氏の「ゴミ拾いに関するツイッター」が物議を醸していることを知った。
https://twitter.com/May_Roma/statuses/478591395457159168

 読み終えたAさんは、感心した。「なるほど、こういう炎上芸の仕方があるのか。これは良い手法を知った。私のニセ科学批判批判に応用しよう」
 さっそくAさんは、自分のブログで主張した。「ニセ科学を批判してはいけない」
 「なぜならば、ニセ科学を批判すると、次のような現象が起きるからだ」

 ・まずは、ニセ科学批判者がニセ科学に批判的な文章をネット上に発表する
 ・その記事を読んだ人々は、科学リテラシーが向上する
 ・しばらくすると、ニセ科学に騙される人の数がゼロになる
 ・ニセ科学的なビジネスで利益を得ていた詐欺師は、廃業する
 ・詐欺師を追っていた警察官は、目的が無くなったので途方に暮れる

 「このように、ニセ科学批判が活発になればなるほど、警察官の仕事を奪う結果になるのだ」
 「よって、世のニセ科学批判者たちは今すぐに活動をやめるべきである」

 このような記事を披露した後、Aさんは考えた。「この炎上芸の効果は抜群だろう。世間の至るところで物議を醸すだろう。そうなれば、たちまち私はアルファブロガーに成れるのだ」

 しかしながら、世間の人々の反応は今ひとつだった。Aさんのブログのアクセス数は、微増だった。
 思惑が外れたAさんは、古株のニセ科学批判批判者に訊ねた。
 「私の記事は、炎上の成分が多大です。それにもかかわらず、なぜに人々はリアクションが薄いのでしょうか?」

 古株のニセ科学批判批判者は答えた。
 「そうじゃのう……。A殿のような主張は、過去の数百年間で、多くのニセ科学批判批判者が披露していたのう……」
 「特に、目新しいニセ科学批判批判ではないのう……。あまりに見飽きたニセ科学批判批判じゃのう……」
 「そういうわけで、A殿のブログに飛躍的なアクセス増など、これっぽっちも期待できんのじゃ」

 それを聞いたAさんは、自分の徒労を嘆いた。
 「なんということだ。私は、めいろま氏をインテリ層の人と思って信用し、めいろま氏式の炎上芸を採り入れた。しかしながら、その炎上芸が何の役にも立たないゴミのようなものだったとは」(完)

「吉岡綾乃さん式の芸風で常勝の論者になる方法」を思いつきました

 次の記事を読みました。『セクハラ野次問題、どうしてこんなにモヤモヤするのか考えてみた - 誠編集長ヨシオカが日々考えていること』
http://blogs.bizmakoto.jp/ayoshiok/entry/20427.html

 読み終えた私は、「吉岡綾乃さん式の芸風で常勝の論者になる方法」を思いつきました。
 ・まずは、ネット上で白熱している議論を探し出す
 ・次に、一方的に罵詈雑言を浴びせられて対処に困っている論者を見つけだす
 ・見つけたら、次のような感想を述べる
 『あの論者は、なんと私をモヤモヤさせる論者なのだろうか』
 『罵詈雑言を浴びせられているにもかかわらず、すぐに言い返せないとは何事か』
 『これが私だったならば、すぐに言い返してみせるのに』 
 『おや、今度は泣き言を述べているのか?』
 『ネット上の議論は戦場だ。傷つくことが嫌ならば、ネット上に出てこなければ良いのだ』
 『私の場合、議論の相手からdisられた際に泣き言を述べたりはしない』
 『すぐさま皮肉や冷笑で返し、余裕の幅を見せつけてやるのだ』
 『もっとも、あの論者はdisの素人のようだ。カウンターが駄目すぎることは仕方がない。今回は、大目に見てあげるとしよう。今後の成長に期待する』

 ポイントは、批判対象の論者が見せたリアクションのまずさを指摘しつつ、「私ならば、もっと良いリアクションを速やかに見せることができる」という感じの台詞を述べて、さりげなく自分のカウンター能力をアピールすることです。

 ただ単に、「対処の仕方が駄目すぎでしたね。まあ、次こそは頑張ってくださいね」という感想で終わらせず、「これが私だったならば、これこれこのような手法を駆使することによって、あなたよりも的確に対処することができたと思いますけれど、まあこれが実力の差というものですね」という感じの台詞を追加すると、より効果のある炎上芸になります。

 以上で、「吉岡綾乃さん式の芸風で常勝の論者になる方法」の説明を終えます。読者の皆様の思索の参考になれば幸いです。

 (追記)あの内海桂子さんが塩村議員に苦言を呈したようです。
http://matome.naver.jp/odai/2140359837252738501
(引用)
 >事の背景は知らないが男女同権の昨今その場で「今のヤジは誰が言った」と女都議が切り返せば話は早いしその場で事は済む

 なるほど思いました。「disられたらdisり返せ、議会はdisり合う場所だ、黙って野次を身に受ける態度は間違った態度だ、野次が飛んできた時は逐一反応するべきだ、一般質問を続けている場合ではなかったのだ」ということですね。
 「事の背景は知らないが」という予防線も見事だと思いました。
 おそらく内海桂子さんは、数多のdisり合いを潜り抜けてきたのでしょう。年季の入り方が違いすぎて圧倒されました。

ネタ話『消耗の憂き目に遭うことを避けることができた者』

 そのニセ科学批判批判ブロガーであるAさんは、『国際ニュースAFPBB News』の記事、『重力波観測、研究チーム「間違っていた可能性」 科学誌』を読んでいた。

 読み終えたAさんは、「けしからんことだ、研究チームは何を見ていたのだ」と憤りつつ、次の記事を読んだ。
はてなブックマーク - 重力波観測、研究チーム「間違っていた可能性」 科学誌 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News

 読み終えたAさんは、不思議に思った。
 「研究チームを批判する者が少ない。一体、どういうことなのだ?」
 「ただ一人、blueboy氏のみが奮闘しているではないか」
 「よろしい。ならば私も、blueboy氏に習って世の見識を問わねばなるまい」

 さっそくAさんは、自分のブログで次のように主張した。
 「世のニセ科学批判者たちは、ダブルスタンダードの者ばかりである」

 「なぜならば、STAP細胞騒動の渦中にいる小保方氏を大いに批判しながらも、重力波観測の研究チームに対しては何ひとつ批判の声をあげていないからである」

 「ゆえに、世のニセ科学批判者たちは、自分の気持ち次第で批判したり批判しなかったりするという、とんだお調子論者ばかりであると結論できる」

 それを聞いたニセ科学批判者の端くれを名乗るBさんは、さっそく次のような内容のコメントを作成した。
 『STAP細胞の捏造問題と重力波観測の間違いについては、事の形相がかなり異なっています』

 『小保方氏は、数々の間違いが明らかになった後でも、「STAP細胞はあります」と主張していました』
 『どうやら、自分の研究は些細な部分が間違っていたのであり、本質の部分では間違っていないと考えているようですね』

 『一方、重力波を観測した研究チームは、「われわれのモデルは、外部公開データを十分に踏まえておらず、余分な信号すべてが塵から放出されているという可能性を排除していない」と言っています』
 『自分たちの研究が間違っているかもしれないと慎重な態度を見せたわけですね』

 『こうして見ると、「小保方氏を厳しく批判する者は、重力波観測の研究チームに対しても厳しい批判を送るべきだ」などと述べることは、やめておいたほうが無難ですね』

 『STAP細胞騒動と、重力波観測が間違っていた可能性という話題を同列に扱って語っていると、Aさんの科学リテラシーの程度が疑われて信用が地に落ちるかもしれませんね』
 『以上で、私の感想を終えます』

 Bさんは、以上のように作成したコメントをAさんのブログに送信しようとして、待てよと考え込んだ。
 「あのAさんは、読者から科学に関するツッコミを入れられると、これでもかという程のキレ芸を返すことで有名な御方だ」
 「ここは一つ、コメントを控えて様子を見ることにしよう」

 すると、苛烈なニセ科学批判者の端くれを自称するCさんが現れて、Aさんの記事にツッコミを入れた。
 Aさんは、ただちにキレ芸で返した。Cさんも、負けじとキレ芸で返した。
 AさんとCさんは、キレ芸でキレ芸を洗う論戦を開始した。

 果てしないdisり合いで消耗していく二人の姿を眺めながら、Bさんは言った。
 「危なかった。コメントを送っていたならば、今ごろは私が消耗の憂き目に遭うはずだった」(完)

2014年06月17日

ネタ話『ニセ医学に肯定的な記事を山ほど用意したブロガー』

 そのニセ医学批判者の端くれを自称するAさんは、自分のブログで次のように主張した。
 「噂によると、あのNATROM氏がニセ医学に批判的な本を世に送り出したという」
 「なかなかの内容の本らしいが、残念ながらニセ医学を固く信じている人々の心には響かないであろう」

 「というわけで、ニセ医学に肯定的な記事を、私のブログに山ほど用意した」
 「こうすることにより、ニセ医学を固く信じている人々の注目を集めることができる」
 「私のブログで医学的にデタラメな記事を山ほど読んだ人々は、満足して帰ることだろう」
 「そこで、ふと気がつくのである。私のブログにある記事は、あまりにもデタラメがすぎるのではないかと。鵜呑みに信じることは、実は危険なことではないかと」

 「ニセ医学の欺瞞に気がついた人々は、再び私のブログを訪れて抗議する。デタラメな記事を書くとは何事だと。それでもニセ医学批判者の端くれかと」
 「そこで、私は真意を明らかにする。人々は、『ああ、我々の目を覚まさせるために、わざとデタラメな記事を披露していたのか』と納得して、笑顔になる」
 「これで、ニセ医学を固く信じる人の絶対数が減ったことになる」

 「私のデタラメなブログの内容を世間に広めれば広めるほど、ニセ医学を固く信じる人の数がどんどん減っていく」
 「そして私がアルファブロガーになったとき、ニセ医学を固く信じる人の数はゼロになっている」
 「以上で、私が考えた『ニセ医学を撲滅する策』の説明を終える」
 「この私の考え方に穴があるというのならば、指摘してくれたまえ」

 その後、Aさんのブログはネットモヒカン族から総ツッコミを貰って閉鎖に追い込まれた。

 『教訓:この話は、ニセ医学を固く信じる人々に批判的な言葉を受け取ってもらうことは困難である、という現実を明らかにしている』

2014年06月16日

不思議な話『ニセ科学批判批判イタカと遭遇したブロガーの事件』

 「ニセ科学批判批判イタカと遭遇したブロガーの事件」とは、あるニセ科学批判者が謎の存在と遭遇した事件のことである。

 概要:そのニセ科学批判ブロガーであるAさんは、愛読者たちに向かって「科学的な思考の大切さ」を説教していた。
 しかし、Aさんは説教を途中でやめてブログの更新を停止した。

 数ヶ月後、Aさんはブログを再開したが、なぜか過去のニセ科学批判的な記事をdisりながら全て消去した。
 愛読者たちが不思議に思って問い質すと、Aさんは答えた。
 「私は、『ニセ科学批判批判イタカ』の招待を受けて、地球外の場所に数ヶ月ほど滞在していた」
 「そこで私は、様々なものを見た。詳しいことは言えないが、とにかく既存の科学を超越するものを私は見た」

 そう述べた後、Aさんはニセ科学批判批判的な記事を書き始めた。
 「ニセ科学を批判してはいけない」
 「ニセ科学がマトモな科学であると証明される日が来ることも、可能性はゼロではない」
 「科学的にデタラメな説に触れたとき、ニセ科学批判者たちは寛容の心で受け止めるべきである」
 「既存のニセ科学批判では、もうやっていくことができない」
 「ニセ科学批判の活動は、次のステージに進むべき時が来ている」
 「私は、その先駆者になるべき存在である」
 「賢明なる愛読者たちよ。私のニセ科学批判批判を疑わず、信じてついてきなさい」
 「そうすれば、あなた方も既存の科学から外れたハイパーな思考を身につけることができるのだ」

 それを聞いた愛読者たちは、嘆いた。「ああ、Aさんは言うことが180度変わってしまった。もはや我々は、Aさんから科学的な思考を学ぶことができない」

 大半の愛読者は失望して去ったが、めげずにAさんは主張を続けた。
 「この場に残った少数の皆さんに言っておく。この私は、『ニセ科学批判批判イタカ』から様々なオーパーツを授かっている」
 「これらを公開した暁には、世のニセ科学批判者たちが驚いて椅子から転げ落ちるだろう」
 「今は準備中だが、公開の日を皆さんは楽しみに待っていてほしい」

 それを聞いた残り少ない愛読者たちは、わくわくして公開の日を待った。
 ところが、まもなくAさんはネットモヒカン族から総ツッコミを貰って気分を害し、ブログを閉鎖してネット上から姿を消してしまった。
 そのために、Aさんが所有しているオーパーツは公開されることがなく、その実体は今も謎に包まれたままである。

 なお、一部の研究者は、あのクトゥルフ神話などで言及されている「イタカ」と、Aさんが遭遇した「ニセ科学批判批判イタカ」に何らかの関係があると主張している。
 Aさんが「ニセ科学批判批判イタカ」からオーパーツを授かった事と、「イタカ」に遭遇した人が謎めいた品々を所有していた事に、明らかな類似性が見られるのだという。