2017年02月19日

笑いと勝利を同時に取れる論者になるためのメモ、その13

 今日の、御伽草子に使用されているセリフ、「すみなれし難波の浦をたちいでて都へいそぐわが心かな」風の、前フリ:
 『読み親しんだニセ科学批判批判のログに有益を感じることが少なくなったので、立ち去ることを決意し、』

 『ニセ科学批判者たちが集っているログに有益な学びがあると思って飛び込んだものの、』

 『科学の専門用語を正しく使って発言しなければいけないという、謎のプレッシャーが出現し、』

 『以前に常駐していたログならば、専門用語の間違った使用など誰も気にしなかったので、楽に会話できてよかったと懐かしみ、』

 『ブラウザの戻るボタンを急いで押したいと願う、我が心かな』
・・・・・
 ブログ主である。ボケ方の参考となる記事をいくつか見つけたので、以下にメモしておく。

 はてなブックマーク - 林 衛さんのツイート 情報提供ありがとうございます。この武田さんのブログ記事には,出典情報がありませんね。 医師の発言,数値情報それぞれについて。 @NPwrAGW https--t_co-hXxu4WSBOo @ahare

 NATROMさんのコメント
 「この武田さんのブログ記事には,出典情報がありませんね」。そうだけど、よりにもよってお前が言うな。

 私の感想:「なるほど、まずは前フリとして自分自身が出典を示さないままNATROMさんの主張に反論して『どういうこっちゃ』と思わせておき、」
 「すかさず武田邦彦氏のブログ記事に出典情報がないことを指摘してみせて、もう一度NATROMさんに『どういうこっちゃ』と思わせるという二重のボケ方があったのか、メモメモ」

 NATROMさんが2017年02月10日に公開されたツイート
 伊藤隼也氏は、内海聡医師を「真実を語る医師はいる」と評価していました。
 内海聡医師は、最近では「あなたが甲殻類のアレルギーだった場合、あなたの心は殻に閉じこもっている可能性があります」などとツイートして話題になりました。

 私の感想:「なるほど、次のようなボケ方があったのか」
 『医療ジャーナリストを自称する私の観測範囲においては、真実を語る医師など一人も存在しない、誰もみな建前ばかり言っている』
 『と思いきや、真実を語っている医師を私は発見した、あの内海聡医師だった、あの御方の発言ならば、真偽を吟味することなく鵜呑みで信じてよい

 「このように述べるとNATROMさんから笑いが取れるわけだ、メモメモ」

 NATROMさんが2017年02月10日に公開されたツイート
 WELQや「塩水洗浄」で医療情報の質の問題がクローズアップされていますが、既存のマスコミも他人事ではありませんよ。
 信頼できないコメンテーターを採用するリスクにも注意を向けたほうがいいと思います。

 私の感想:「ふむふむ、もっともなご意見であるが、ここはあえて反論しておく」
 「その『信頼できないコメンテーター』が、医学的になんじゃそらなことを公言して炎上騒ぎが起きたとしても、マスコミ側が次のようにフォローすれば、すぐに鎮まる」

 『あの信頼できないコメンテーターは、ちょっと問題提起したにすぎないのです』
 『あの信頼できないコメンテーターは、ちょっと極論を言ったにすぎないのです』
 『それにもかかわらず、ムキになって真面目に批判する人たちって、本当に野暮な人たちでダメすぎですよね』

 「このように述べてのらりくらりとやり過ごしているうちに、『あれ? もしかして、間違っているのは自分のほうかしら?』という感じで批判していた人たちは悩むようになり、」

 「しまいには、『無名の一市民にすぎない私が批判の声をあげたところで、あの【信頼できないコメンテーター】を用いているマスコミの考えが変わることは望めない、言及するだけ時間の無駄だ』と多くの人が判断して、炎上が鎮まる」
 「もしも鎮まらなかった場合は、」

 『今回の炎上は、われわれが意図した炎上ではございません』
 『あそこにいる【信頼できないコメンテーター】が、一人で勝手に起こした炎上なのです』

 「と釈明し、その『信頼できないコメンテーター』に見切りをつけて、別の新たな『信頼できないコメンテーター』を用いますと宣言すればよい

 「というわけで、NATROMさんの心配は杞憂であり、既存のマスコミが『信頼できないコメンテーター』を採用し続けることのリスクは0と結論してよいのである……どやっ(バキャッ)

 io302さんが2017年2月8日に公開されたツイート
 『タミフルで製薬会社潤う』
 『世界標準は「検査も治療も必要ない」』
 を医療ジャーナリストが引用してるけど、その世界標準はあんたが否定している「ワクチン接種がきちんと普及している」事が前提だからな。

 私の感想:「なるほど、『ワクチン接種がきちんと普及している』という前提を否定しつつ、『世界標準は「検査も治療も必要ない」』という記事を引用すると、笑いが取れるのか」
 「この私も、数十年の先に医療ジャーナリストを自称する日があるかもしれないので、いまのうちにメモメモ」

 はてなブックマーク - なぜ「システムが無事に動いている」ことの価値は理解されないのか Books&Apps

 NOV1975さんのコメント
 そのわからない人が悪いのに引っかかって困ってたのを救うとかの出会いじゃないと理解されない。
 なので、リリース当初はトラブルを出す、というのが一番良い解決策ではある(本番じゃなく訓練がベスト

 私の感想:「なるほど、これはダメなニセ科学批判批判を公開した場合にも適用できる考え方だ」
 「多くの読者から、『仕上がりが上手くない』と不満の声があがった際に、」

 『先ほど公開したニセ科学批判批判の文章は訓練です、本番の文章ではありません、ゆえに不満の声をあげた皆さんこそ的外れという結論になってしまうんですね』

 「と釈明すると、『おっしゃるとおりです、訓練にすぎないニセ科学批判批判の仕上がりに不満を述べた私は的外れな人でしたって、なんでやねんっ』と乗りツッコミを入れる一部の読者はともかく、」
 「乗りツッコミを入れない大半の読者は、納得して帰ってくれるのだ」

 はてなブックマーク - 技術オンチな人「手順書通りにやったのに上手くいかない」「この手順はよくわからなかったので飛ばした」…なぜ飛ばしたりアレンジしたりするのか? - Togetterまとめ

 ChieOsanaiさんのコメント
 途中で訊いたら「そんなことも判らないのかよ。ちょっとは自分の頭で考えて進めろよ」って言われるんでしょ

 私の感想:「そして自分の頭で考えていると、」

 『技術オンチのあなたが一生懸命に考えたところで、時間を無駄に消費するだけであり、ひとつも作業が進まないのである』
 『というわけで、手順を知っている人のところに行って、ちゃっちゃと答えを聞いてきたまえ』

 「と言われてしまうわけだ、つまり、」

 【どうすればよいですかと質問すると、『そんなこともわからないのか』と叱られる】
 【どうすればよいのだろうと考えていると、『時間を無駄にするな』と叱られる】

 「という状態に置かれているのであり、結局なにをやっても技術オンチと言われてしまう運命なのだ

 はてなブックマーク - 長谷川豊氏、衆院選出馬を表明 「殺せ」撤回も「『自業自得』の線引きをするのが政治だ」

 filinionさんのコメント
 この人が当選したら、病院は自業自得の患者は治療しない方針になり、誰が自業自得かを決めるのが政治家の仕事になるのか…
 「自分は健康管理が完璧だから“自業自得”側には絶対入らない」って言える人いる?

 私の感想:「なるほど、まずは前フリとして聴衆を集めて地面に注目させ、」

 『いまから私が棒で線を引きます、がりがり……というわけで、この線の向こう側にいる皆さんは、自業自得の人たちになります』
 「という言動を見せたあと、自分も線の向こう側に入り、」

 『だれですか、このような線引きをしたのは? おかけで、この私も自業自得の側の人になってしまったではありませんかっ』
 「と文句を言って聴衆から笑いを取るという方法があったのか、メモメモ」

 はてなブックマーク - 蝶々が虫なのに嫌われない6つの理由! - 私の名前はジロギン。

 locust0138さんのコメント
 こいつは昆虫好きではなかろう。「ツマグロオオヨクバエ」って何やねん。「ツマグロオオヨコバイ」や。

 私の感想:「なるほど、『本当の自分は昆虫が好きではありません』という内なる気持ちを読者にそれとなく伝えたい場合、『ヨコバイ』を『ヨクバエ』と書けばよいのか、メモメモ」

 xvd385hsDdkさんのコメント
 なんで蝶は好かれてる前提で話し進めてるの?
 嫌ってる人がいるのわかったらデマ記事の責任どうとるの?

 私の感想:「なるほどの疑問であるが、」
 『あたしは。灰色の燐粉をばら撒く。持てはやされる蝶が太陽ならば、あたしは月の光となって地球の闇夜を照らしてあげるになるの!』
 「という感じの人が多く現れて批判が殺到しても、」

 『先ほど公開した記事は、この私の個人的な観測範囲にある景色で判断した結論を述べたにすぎない』
 「という言葉を述べると逆転勝ちしたことになるので、この言葉をジロギンさんは心の片隅に小さくメモしておいてほしい」

 はてなブックマーク - ブッダはどこまで悟ったか、インドでこいつも考えた - 魂の次元

 hokuto-heiさんのコメント(:2017年2月19日の現在では閲覧できなくなっているようです)
 こんな証拠もない一方的な邪推の積み上げで何か言ったつもりになれるところがゴイスー。

 私の感想:「なるほど、邪推の積み重ねで作った文章をブログ上で公開すると、hokuto-heiさんから褒めてもらえるのか、これは要メモだ」

 「ところで、魚のゴンズイを褒めるときは、『このゴンズイはゴイスーですね』という言葉が正解となるのだろうか」

 「また、代数を褒めるときは、『このダイスウはゴイスーですわ』という言葉が正解だろうか」

 「そして、自分探しの旅でたどり着いた水郷の景色に感心した際は、『このスイゴウはゴイスーなのデース』と発言してもよいのか」

 「これらの答えを見いだして、思考に組み込んでおく必要がある」

 科学主義的リスク言説が置き去るもの - Togetterまとめ

 neologcut_erさんのコメント
 平川秀幸さんってSTSの学者?それにしてはリスク評価が二転三転するような印象を受けるんだけどねえ。 (http://p.tl/on6P を「平川」で検索)

 私の感想:「なるほど、前フリとしてSTSの学者になったあと、リスク評価を二転三転させるような態度を公開して落とすというボケ方があったのか、メモメモ」

 jigen_the3さんのコメント
 不安感がある人には大雑把には次の3パターンがあると思う。
 1.科学的知見による物の見方は理解できるが不安感が残る人、
 2.科学的な物の見方をしようととはしたがうまく理解できずに不安の残る人、
 3.全く科学的な物の見方を理解しようともせずただ不安を募らせる人。
 まずこれをごっちゃにして「我々は理解されない迫害されている」的な見方をすることがおかしいと思うし、その対応も異なるのでは?
 更に3のグループに属する人達が1.2のグループの不安感を増強させている事には気づくべきではないだろうか?

 私の感想:「なるほど、2012年11月の当時においては、『全く科学的な物の見方を理解しようともせず、ただ不安を募らせる人』の発する言論が持てはやされていたのか」

 「それが2017年2月の現在では、『炎上狙いで逆張りを行っている人、もしくは引っ込みどころを見失って意固地になっている人』と思われてしまう状態にまで世間の空気が変わってしまったのか」

 「つまり、『全く科学的な物の見方を理解しようともせず、ただ不安を募らせる人』がネット上で公開する言論の賞味期限は4年3ヶ月というわけだ、メモメモ」

 fnord_jpさんのコメント
 「科学主義」ってのは社会学関係の専門用語なのか、それとも気分で言ってるのか。

 私の感想:「なるほど、前フリとして社会学の関係者を名乗り、次に、『気分で言っているのですか?』と読者に疑問をもたれるような言論を公開して落とすというボケ方があったのか、メモメモ」

 kartis56さんのコメント
 祖父が亡くなったあと、叔父が宗教にハマっちゃたのを見てきたけど、ある意味そういう話だよなぁ。
 その人個人は安心感なり得られるけど、周囲の人にとっては傍迷惑でしか無い。
 そもそも誰も実存なんて否定してないし、そんな感情を科学にどうしろと。

 私の感想:「なるほど、次のような主張の仕方があったのか」

 『この私は、主流の科学が実存を否定しているように思えて仕方がない』
 『しかも、この私の思いに対して、主流の科学はなにひとつ答えを出してくれない』
 『ゆえに、主流の科学に則って発言する論者たちは、すべて役立たずと結論してよい』

 「このように述べると、自分一人が勝ったことになるわけだ」
 「これは新しい勝ち方を知った、メモメモ」

 mori_yoshiroさんのコメント
 ゴミ拾いは誰かにやらせてしかもそのゴミの拾い方に難癖付けつつ自分は大上段から抽象論ぶつのはさぞかし気持ちのよい事でしょうなwww

 私の感想:「ふむ、『大上段から難癖をつけるのみとはいかがなものか』というご指摘か」
 「たしかに、自分自身でゴミ拾いをしないという点においては、楽な立ち位置といえるが、」

 「そもそも、人里から離れた大上段の頂きに安楽椅子を担いで一人でのぼらなければいけないという苦労があり、」
 「世俗でゴミ拾いをしている人々の姿を遠くの大上段からうっすら眺めなければいけないという苦労があり、」

 「そうして浮かんだ雑多な思いを抽象論として仕上げる苦労があり、」
 「ぬかりはないと判断してネット上に公開したあとも、」

 『はたして、ツッコミを入れてくれる読者が現れるだろうか』
 『現れたとしても、一人か二人で終わってしまうのではなかろうか』
 『もっと万人に届くわかりやすいボケを見せる余地があったのではなかろうか』

 『たとえば、公平無私の第三者を名乗ったあとで、私怨的なニセ科学批判批判をブイブイいわせてあげるとか』
 『ニセ科学批判者たちと一般市民たちの間を取り持つのが私の役目ですと述べたあと、分断の作業に神経を集中する姿を見せてあげるとか』

 『もしくは、』
 【世のニセ科学批判者たちは、常に根拠を明らかにしたニセ科学批判を行いなさい】
 【私自身は、常に根拠をあいまいにしたニセ科学批判批判を行います】
 【なにしろ、言質を取られてツッコミを入れられるのが嫌なのです】
 【あいまいなニセ科学批判批判で押し通せば、完全な負けに追い込まれるという事態が永遠に来ないのです(^^)v】
 『と表明するとか』
 『このようなボケを披露すべきではなかったか』

 「という感じで心配する日々を送るために、」
 「けっして気持ちがよいばかりの立ち位置とはいえない大上段なのであった、めでたしめでたし」
・・・・・
 以上でメモを終えるとする。また笑いと勝利を同時に取れる論者に一歩近づくことができた。
タグ:一石二鳥
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/447143641
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック