2017年03月13日

笑いと勝利を同時に取れる論者になるためのメモ、その18

 今日の、ことわざ風の前フリ:
わざわいを転じてdisとなす
 解説:批判のコメントが我が身に集中して気分が落ち込んだ場合でも、もらった批判のコメントを糧とすれば、さらなるdisを放てるようになるということ。

disの貫禄は時間に生ず
 解説:デビューしたばかりのころは粗いdisしかできなかった罵倒芸の初心者も、disり合いの経験を積むうちにベテランの落ち着いたdisを見せるようになるということ。

和む議論はdisでとまる
 解説:どんなに穏やかで友好的に行われていた議論であっても、disのコメントが一つ投稿されるだけで必ず殺伐とした流れになるということ。

両方聞いてdisを為せ
 解説:二人の論者による平行線のやり取りを見かけた際は、それぞれの主張をよく聞いたうえで、「あなた方の主張は、相対的に見れば同程度のダメさ加減です」と言ってあげて、一段階上に居る自分をアピールしなさいということ。

理詰めよりdis詰め
 解説:ネット上でdisり合いを行う際には、簡潔明瞭な説明を聞かせて相手の理解を待つというのんびりした態度は採用せず、厳しい言葉を畳み掛けて自分の勝ちを早く決めることに神経を集中しなさいということ。

disる者はROMに疎し
 解説:disの投稿に神経を集中している論者に向かって読者たちが遺憾な視線を送っても、気づくわけがないということ。

来る者をdisり、去る者をdisる
 解説:自分と意見の違う者が議論に参加してきた場合は皮肉の言葉で迎えてあげ、自分と意見の違う者が議論から退場する際は揶揄の言葉で見送ってあげる状態のこと。
 しかしながら、この状態は現実のネット上で行われている議論の場ではめったに見かけない状態のために、使用する人もめっきり減ってしまったことわざ。
・・・・・
 ブログ主である。ボケ方の参考となる記事をいくつか見つけたので、以下にメモする。

 はてなブックマーク - 病気は早く見つけるほど早く死ぬ〜医者が言わない「不都合な真実」 だから健康診断は受けないほうがいい (現代ビジネス) - Yahoo!ニュース

 NATROMさんのコメント
 この記事には正しいところと正しくないところとがある。
 バランスで言えば正しくないところのほうが多い。
 とくに近藤誠氏と岡田正彦氏の部分がダメ。

 私の感想:「なるほど、前フリとして、」

 『いまから医者が言わない不都合な真実を語ってあげますね』

 「と述べてニセ科学批判者にワクワクな期待を抱かせたあと、近藤誠氏と岡田正彦氏の主張を紹介して変なバランスの読後感を覚えさせるというボケ方があったのか、メモメモ」

 はてなブックマーク - 道草クー太郎さんのツイート 科学者に限定すれば、御用学者問題というのは、そう批判される学者が時の政治権力ベッタリということではなく、科学の見識はあっても社会や政治への見識

 shinzorさんのコメント
 馬鹿とはさみは使いようは,馬鹿やはさみについて述べているわけではない,ということ?
 はさみは使われ方の責任もある?よくわからん

 私の感想:「なるほど、次のような勝ち方があったのか」

 『人間がはさみを変に使って紙の切り方を失敗した場合、変な使い方をされたはさみに責任がある』

 『ゆえに、ニセ科学批判者たちから正しい科学の知識を教えてもらったにもかかわらず、』

 『その科学知識を独自にアレンジして、間違った解釈にたどり着いて、主流の科学に的外れなダメ出しを放って、結果的に信用を落としたニセ科学批判批判者が居た場合、』

 『その責任はすべてニセ科学批判者たちにある理屈となる』

 「ふむ、この場合、自分で自分の信用を落とせば落とすほどニセ科学批判者たちに責任を大きく転嫁できるわけだ」

 「このような逆説的に勝ってしまう方法は初めて知った、メモメモ」

 はてなブックマーク - Minoru Ashina(芦名みのる)さんのツイート 文春がクソなのがよく分かる記事すなあ。深刻な被害があるとかw『デメリット(害)があるのでしょうか。まず挙げられるのが、「放射線被ば

 ublftboさんのコメント
 こういう物言いする人なのね。しかも意見が誤っているし。

 私の感想:「なるほど、医学的には概ね正しい内容の記事を読んだあと、『こういう物言い』と『誤った意見』で組み立てたボケを披露してublftboさんからツッコミをもらうという方法があったのか、メモメモ」

 はてなブックマーク - Minoru Ashina(芦名みのる)さんのツイート 過剰診断も偽陽性も医療において避けられない問題だし、別にがん検診だけの問題ではない。ガン(癌、悪性腫瘍)は命に直結する問題なのだか

 ublftboさんのコメント
 理解しているようで理解していない

 私の感想:「なるほど、たしかにminopuさんのボケ方は分かりにくい、せめて次のようにボケるべきだった」

 前フリ:『いわゆる過剰診断についてですが、いやこれは本当に、がん検診のデメリットを語る際には避けることのできない重要な問題ですよね』

 オチ:『ところで、がんは命に直結する問題ですよね? ゆえに、がん検診はどんどん行うべきという理屈になりますよね? そう、過剰診断の問題なんて二の次なんです、必要悪として諦めましょう』

 「このようなボケ方ならば、話題になっている内容を詳しく知らない読者にも笑ってもらえるのだ」

 はてなブックマーク - 表現について考える人さんのツイート これ関係だと 「緑茶は健康にいい。ガン予防に」 系もクソ胡散臭いがニセ科学クラスタの皆さんはあまり批判しないのよね

 ublftboさんのコメント
 自 分 で や れ 。……はともかく、緑茶については、女性の胃下部の がん予防効果を示唆する知見があるはず。

 私の感想:「なるほどであるが、自分で行うと、あれやこれや調べる作業に自分の貴重な時間を費やすことになり、しかも、」

 『科学的に正確な内容の記事に仕上げないといけない、一文字でもツッコミどころは無くしておかないといけない、そうしないと、公開したとたんにネットモヒカン族に狩られてしまう』

 「というプレッシャーが発生して自分の神経が疲弊するので、」

 「そのような事態を自分が経験するくらいならば、『ニセ科学クラスタの皆さんはあまり批判しないのよね』と述べるにとどめておいたほうが、合理的な選択といえるのだ」

 はてなブックマーク - 米で反響 「ニセがん」によりがん患者数水増しされている│NEWSポストセブン

 NATROMさんのコメント
 どちらかというと正しい部分が多いが、「まるで不都合な真実を国民の目からそらすために、情報隠しが行なわれているかのようです」が決定的にダメ。
 「ニセがん」という呼称も私は賛同しない。

 私の感想:「なるほどであるが、」

 『言っておくが、この私は【国立がん研究センターのサイトは情報隠しを行っている】などと断定していない、ちゃんと【かのようです】という言葉を付け加えている』

 「と述べると釈明できたことになるので、木川芳春氏は参考にしてほしい」

 「そして、鳥集徹さんをはじめとする取材班の皆さんも、」

 『我々は、木川芳春氏の意見を紹介したにすぎない立場である、ゆえに、我々の記事に向かって文句を言うことは、的外れという理屈になる』

 「と述べると釈明できたことになるので、参考にしてほしい」

 はてなブックマーク - 小倉秀夫さんのツイート 科学的でない主張を許さないとして反原発派や代々水天反対派を攻撃する人たちの多くが、親学を攻撃しないのは面白い。むしろ、親学を推奨する政治家を支持し

 guru_guruさんのコメント
 この界隈の人たちが似非科学批判クラスタと敵対してるのなんなの?
 喧嘩なら個別にやればいいのにこのクラスタ指定したら似非科学推進派になっちゃうんだけど。

 私の感想:「もっともな疑問であるが、個別に批判してしまうと、」

 『具体的な議論が始まってしまう・言質を取られて鋭いツッコミをもらってしまう・常勝していた自分のイメージが崩れてしまう』

 「という流れが発生する可能性も0ではないために、大枠の形でニセ科学批判批判を実行するほうが合理的なのだ」

 「大枠の形ならば、ある一人のニセ科学批判者から、『もしや、私のことを批判しているのか?』と問い質されても、」

 『いいえ、あなたのことではありませんよ、自意識過剰ですよ』

 「と答えてあげることができるのだ」

 はてなブックマーク - 「皇運って何やねん、明治の造語やろ」「いえいえそうではありません」 - Togetterまとめ

 trashkidsさんのコメント
どんどん強い敵が登場してボコボコにするのジャンプっぽくて良いですね

 私の感想:「なるほど、そういえば漫画『ドラゴンボール』の主人公である孫悟空も、無邪気で素朴な自分の姿を保ちつつ、次々と現れる強敵を倒してすごい格闘家に成長したわけだが、」

 「今回の清水高志‏准教授も、無知な自分の姿を演出して数多の論者と議論して切磋琢磨して、最終的にネット上で一番の無敵の人に成ることを目指していたわけだ」

 「我が身でドラゴンボールの世界を再現しようとした学者の存在は初めて知ったので、メモメモ」

 はてなブックマーク - 炎上ブロガー宮森はやとを説教する権利を売って気付いてしまったたった1つのこと - 今日はどんな本音を語ろう

 hitujyuhinさんのコメント
 説教(しかも金払ってまで)って、相手にそうとうな愛情ないと出来ないからねえ。
 買ったのはアンチじゃなくて、応援してくれてる人なんじゃないかな。
 当人が普段言ってるところの「お布施」感覚で。

 私の感想:「ふむふむ、これと同じケースの話で、あのコンノケンイチ氏に関する逸話を思い出した」

 「その昔、あるテレビ番組にコンノケンイチ氏が出演して、」

 『いわゆるエイリアンクラフトについてですが、これは地球の近傍を普通に飛んでいます、月面には発進基地もあります』

 『証拠としてピントがぶれている不鮮明な写真もあります、月面のクレーターをエイリアンクラフトに見間違えているわけではございません』

 「という感じで自論を一通り語ったコンノケンイチ氏が、番組を終えて帰宅する際に、」

 『遠いところから一万円のタクシー代を払って駆けつけたと称する紳士から熱い反論を聞かされたので、世の中には変わった人が居るものだなと思って私は眺めておりました』

 「という体験談を著書の中で披露していたが、」

 「その熱い反論を聞かせてくれた紳士も、そのじつはコンノケンイチ氏の主張を支持するファンだったわけだ、メモメモ」

 はてなブックマーク - つまらないものを褒める観客やファンを批判するのは、けっこうハードルが高い。 - うさるの厨二病日記

 REVさんのコメント
 何を言おうと表現の自由、って人の他人のコメントに対する反応が気になる

 私の感想:「この場合、次のようなマーフィーの法則っぽいセリフをつぶやくと、心が落ち着く」

 『なにを言おうと私の勝手だ、私には表現の自由があるのだと声高に主張する人の大半は、他人の表現活動に対して制限を試みようとする』

 『厳しく批判することの何が悪いのだ、私には批判の自由があるのだと声高に訴える人の大半は、我が身に受ける厳しい批判を制限しようと試みる』

 『私が他人に放つダメ出しは常に正しいのだ、他人が私に放つダメ出しは常に間違っているのだ』
 『この私が天下を叱ることは許されても、天下の人間が私を叱ることは許されないのだ』

 「これらのセリフをつぶやきながらネット上を歩いていると、他人に厳しく自分に甘い論者の姿を一人くらい目撃しても、平静な心を保って素通りできる」

 はてなブックマーク - ちきりんさんのツイート 食も、「家で料理する」という習慣は、これから急速に無くなっていくと思う。ワーキングマザーが家で朝ご飯と弁当を作ってるなんて異常な状況がいつまでも続

 locust0138さんのコメント
 2年前のこんな発言をよく見付けだせるものだ。
 いんちきりんがいかに嫌われているかを如実に示している。
 ろくに知識もないのに社会問題に口を出す芸風は一生変えないだろうな。

 私の感想:「逆に考えると、知識不足の状態で社会問題に物申すという芸風でも、多くの読者の注目を継続して集めることができるならば、飯を一生食っていける芸風と評価できるのだ」

 「無理やり思いついたよかった探しというわけではないのだ」

 bohemian916さんのコメント
 炎上の意図は分かるけど、状況も異なる過去の一発言で非難されるのはキツイ世の中だなぁ

 私の感想:「なるほどであるが、ちきりんさんの場合は、過去に公開した主張が現在になって炎上しても、それは自分の名を世間に広く知ってもらえるよい機会だと前向きに捉えて、」

 「結局はビジネス的な成功につなげてみせるので、キツイということはないのだ」

 学習時間を細かく分けた「45分」で「60分」と同等以上の学習効果を発揮 “長時間学習”よりも短時間集中の“積み上げ型学習”が有効であった|株式会社ベネッセホールディングスのプレスリリース

 私の感想:「なるほど、たしかにこれは私も実感としてある」

 「ある日、40分を超える長い時間をかけてすごいニセ科学批判批判の文章を仕上げようとしたところ、」

 「あれやこれやと欲張って詰め込んでまとまりに欠けてしまい、すごいどころか逆にもっさりとしたニセ科学批判批判の文章ができてしまったのだ」

 「そこで、ときどき休憩を入れながら文章の作成に取り組んでみると、」
 (注:たとえば、北斗の拳の単行本を全巻読破したり、ホームセンターに赴いて机と椅子のD.I.Yによさそうな木材を探したり、日帰り登山に出かけたり)

 「コンパクトなのにインパクトのあるニセ科学批判批判の文章ができてしまったのだ」

 「この不思議な現象は、科学的にもエビデンスがあったのだ、安心したのでメモメモ」

  キツネ村「放し飼いの狐には絶対に触らないで下さいね」客「勿論無視です、わざわざ来たのにこんなルールに縛られるなんでゴメンです」 - Togetterまとめ

 私の感想:「なるほど、これを分かりやすく『モヒカン的な論者とムラビト的な論者が議論する際に起きるすれ違い』でたとえると、」

 『このブログは、客観的な事実を重視するネットモヒカン族が常駐しているブログです』
 『主観を根拠にした意見を発表すると、狩られます』
 『ゆえに、客観のかけらもないコメントは絶対に投稿しないでください』

 「という看板を掲げているブログを見つけた際に、」

 『もちろん無視です、わざわざネットモヒカン族の冷徹な態度を遺憾に思って訪れてあげたのです、そんなルールに縛られる自分は居ません

 「と断ったうえで、主観で構成された説教のコメントを投稿するムラビトの状態だ」
・・・・・
 以上でメモを終えるとする。本日もまた、笑いと勝利を同時に取れる論者の道を一歩すすむことができた。
ラベル:一石二鳥
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