2016年12月30日

「もしも漫画の『北斗の拳』に登場するクラブさんが、村人に向かって『ダメなAとダメなBのどちらか一方を選べ』と質問していたら」と考えました

 ナレーター:「その村人が運営するブログは、クラブさんに発見されました」

 クラブ:「見つけたぜ〜、獲物だぜ〜

 村人:「な、なんですかあなたは? 私の記事に、難癖でもつける気ですか?」

 クラブ:「ふっふっふ、」

 クラブ:「言っている内容そのものは正しいが、態度が悪辣で不遜な論者のAと、」

 クラブ:「言っている内容そのものは正しくないが、態度が温和で優しい論者のB、」

 クラブ:「どちらか素敵な論者と思うか、」

 クラブ:「お前の好きなほうを選べ

 クラブ:「どちらを選んだとしても、答えてもらったこと自体に俺は満足して帰り、結果、お前のブログは修正されないで済む」

 クラブ:「と言っているんだぜ?

 村人:「いや、『と言っているんだぜ』と仰られても、いま初めて聞きましたが……」

 クラブ:「いいから、さっさと答えるんだ!」

 村人:「は、はい」

 村人:「ええと、どっちが私にとって、比較的マシな論者といえるんだろう?」

 村人:「あ、決めました、どっちもダメな論者と思いますが、あえて選ぶならば、Bの論者です

 村人:「たとえ、言っていることの内容が正しくなくても、態度が温和な論者と対話するほうが、私には心地よいです」

 クラブ:「そうか、お前はBの論者を選ぶんだな、よしよし」

 クラブ:「お前の言うとおり、態度の優しい論者と対話していると、和みの至りになるよな」

 クラブ:「明らかに話している内容が間違っていたとしても、上辺の温和な雰囲気に思考を委ねる対話は、有益といえるよな」

 クラブ:「というわけで、お前に答えてもらったことに満足した俺は、このまま素直に帰ってあげるぜ」

 クラブ:「って、貴様ぁ〜、言っていることの内容が正しくない論者を、肯定しやがったなあ〜?

 クラブ:「相手が間違ったことを言っているにもかかわらず、その場の温和な雰囲気を乱すことになるかも知れないと考えて、」

 クラブ:「仕方なくぎこちない笑顔でごまかして、話を早めに終わらせようとする村人のブログは、修正してやる!」

 村人:「そ、そんな、だったら私は、Aの論者を選びます

 クラブ:「ほう、選択を変えたか、自主的に選択を変えたか、そうだよな、やっぱAの論者だよな」

 クラブ:「たとえ、態度が悪辣で不遜でも、言っていることの内容が正しい論者と対話することは、」

 クラブ:「有益な学びが次々と生まれて、つくづく楽しい時間を過ごせたと感じ入るよな、よしよし」

 クラブ:「って、貴様ぁ〜、態度が悪辣で不遜な論者を、肯定しやがったなあ〜?

 クラブ:「礼儀を第一とするムラビト的思考のお前が、そんなことでどうすんだあ〜?」

 クラブ:「日頃のモットーと違う答えを述べた村人のブログは、修正してやる!」

 村人:「な、なんですか、AとBのどちらを選んでも、結局わたしは駄目出しされる運命じゃないですか、」

 村人:「一体どういう構造の質問なんですか、そんな質問を考え出した時点で何かがおかしいとは思わなかったんですか、」

 村人:「あなたこそ反省すべきことがたくさんあるでしょうって……わわわわ、わなのしつもんっ!!」

 クラブ:「修正、完了」

 クラブ:「次の村人ブログに移動するぜ!!」

 すべてを見ていたリン:「かわいそうな村人さん。ケンを呼んで、悪党をお仕置きしてもらいましょう」

 バット:「ああ? あんなの放っておけよ、ダメな質問だと分かっていながら付き合った村人の自業自得だぜ」

 リン:「それもそうね」

 バット:「納得するのかよ」

 バット:「いつものように、ケンを呼べよ」

 リン:「村人の惨状に同情したけれど、あえてケンを呼ばない私もありかなって思うの」

 バット:「そうかよ、お前がそれでいいんなら、そうしろよ」

 リン:「ケーンっ! 逃げてーっ!

 バット:「呼ぶのかよ、結局」「というか、逃げて欲しいのかよ」「どっちなんだよ」

2016年11月21日

「もしも『はだしのゲン』に登場するゲンとムスビが、自ブログでニセ科学を肯定的に紹介する行為について語っていたら」と考えました

 ナレーター:「その日のムスビさんは、ビタミン剤を飲みながらブログの記事を更新していました」

 ムスビ:「う〜ん、やっぱりニセ科学の蔓延問題に関しては、逆張りのコメントを発表するに限るのう〜」

 ムスビ:「世間の注目を一身に浴びて、いい気分に浸れるのう〜」

 ムスビ:「ブログのアクセス数も、無難な記事を公開する時より伸びがいいのう〜」

 ムスビ:「逆張り芸は、一石二鳥で笑いがとまらん言論じゃのう〜、よしよし」

 ゲン:「おい、ムスビ!」

 ムスビ:「うるさいのう、誰じゃ、わしの悦に入るタイムを邪魔する奴はって……げえっ、ゲン!?」

 ゲン:「ムスビ、最近のお前はニセ科学を擁護するような記事ばかり書いているが、ニセ科学ビジネスの魔力にどっぷり嵌っているだろ! そこまでして銭が欲しいか!

 ムスビ:「ち、ちがう、これは、ただの私怨的なニセ科学批判批判じゃ……」

 ムスビ:「その昔、一年以上にわたってわしと議論したものの、『科学の議論ができない人、それ以前に誠実な議論ができない人、これ以上の遣り取りは時間を無駄に消費するだけ』と言い放って、勝手に議論を打ち切った一部のニセ科学批判者たちを、腐したかっただけじゃ」

 ムスビ:「わしの個人的な溜飲を下げることが目的の、かわいいお茶目なニセ科学批判批判なんじゃ」

 ムスビ:「けっして、ニセ科学ビジネスを肯定しているわけではないんじゃ……どや?」

 ゲン:「ムスビ、ウソをつけっ!

 ゲン:「イケダハヤト氏のブログのホメオパシーに好意的な記事を、無批判で紹介しているじゃないか!

 ムスビ:「そ、それは単なる手違いじゃ」

 ムスビ:「なにがなんでもニセ科学批判者どもに勝ちたい、なにがなんでもニセ科学批判者どもにマウンティングしたい、そういう気持ちでネットを探索していると、」

 ムスビ:「イケダハヤト氏のホメオパシーに好意的なブログ記事が、わしの観測の網に引っかかり、」

 ムスビ:「ざっと読んだところ、わしの私怨的なニセ科学批判批判を補強してくれる記事に思えたので、」

 ムスビ:「これ幸いと飛びついて、すぐさま自ブログで紹介してやったという経緯なんじゃ」

 ムスビ:「つまりわしは、『世のニセ科学批判者たちに勝ちたいという気持ちをあまりに高めすぎると、よそで見つけたニセ科学に好意的な記事すら無批判に紹介してしまい、結果的に自分の論者としての信用を落とす羽目になるから、読者のみんなは気をつけてね!』という注意喚起を、自分自身を使って実行していただけなんじゃ」

 ムスビ:「そういうわけで、この辺で矛を収めてくれんかのう?」

 GHQのMP:「ヘイ、ユー、下手な言い訳、ストップ、ストップ、ストップ……頭を冷やすための水鉄砲、シュワー」

 (追記:この記事の元ネタです)
 「ち、ちがう、これはただのビタミン剤じゃ……」「ムスビ、うそをつけっ」

2016年11月18日

「もしも『斬撃のREGINLEIV』に登場するフレイヤさんとイズンさんが、『MCSの本物の性質が認識されている公式な報告書』という言葉について語っていたら」と考えました

 フレイヤ:「あのNATROMさんに向かって、『MCSの本物の性質が認識されている公式な報告書を読めば、MCSに関するNATROMさんの主張が誤りであると分かる』という感じのコメントをsivad氏が発表した後、」

 フレイヤ:「肝心の、『MCSの本物の性質が認識されている公式な報告書』の具体的な情報をsivad氏がなかなか明らかにしてくれず、」

 フレイヤ:「しびれを切らしたNATROMさんによって、『いつまで待たせる気ですねん……。このままでは、宇宙の寿命が尽きてしまいますやんっ』という感じで作られたツッコミのコメントは、ネット上にありますか?」

 イズン:「ありませんよ」

 フレイヤ:「あらそう、それは良かったですわ」

 フレイヤ:「って、あるじゃない!」「次から次へと出てくるじゃない!」 なとろむ(@NATROM)-「MCSの本物の性質が認識されている公式な報告書」の検索結果 - Twilog

 (追記:この記事は、以下のフレイヤさんとイズンさんの会話にインスピレーションして作りました)
 「いませんよ」「いるじゃない!

2016年07月10日

「もしもアニメ『ポケモンXY』でジムリーダーのマーシュさんが、『NATROM批判者が見せる不思議な態度の変遷』について質問し、サトシが推測で答えたら」と考えました

 ナレーター:「旅するポケモントレーナーのサトシは、ジムリーダーのマーシュにポケモンバトルを挑み、勝利を収めた」
 ナレーター:「マーシュは、勝利の証であるフェアリーバッチをサトシに渡す際に、質問した」

 マーシュ:「あんなあ、『私はその辺の専門家よりも豊富な科学知識を持っている者です』という雰囲気を出していた人がなあ、」
 『ご覧のとおり、私は科学の素人です、それゆえに、科学の深い話などできるわけがないのです』
 「という雰囲気を出し始めるときって、NATROMはんと議論して不利な状況に追い込まれたときなんよ。あれって、なんなんやろねえ?」

 サトシ:「そうですねえ、たしかに不思議ですねえ」
 サトシ:「おそらくですが、『NATROMさんの言っていることは科学的に間違っているので私が正してあげましょう』と思ってNATROMさんと議論を始めたものの、」

 サトシ:「実は自分の主張のほうが科学的に間違っているようだと、薄々気がつき始めて、」
 サトシ:「でも、自分の主張の誤りを素直に認めてしまうと、なにかに負けたような気がして嫌なので、」

 サトシ:「それだったら、科学の素人という立場を強調すればいい、そうすれば、自分の主張の誤りがそっくり消えてしまう理屈になるはずだ、」

 サトシ:「自分にとって不利だった議論を、イーブンに持ち込めるはずだ、」

 サトシ:「第三者のROMたちも、素人の自分に同情してくれるはずだ、」
 サトシ:「一方のNATROMさんに対しては、反感を覚えてくれるはずだ、」

 サトシ:「つまり、議論の流れが不利になったときに科学の素人であることを強調する行動は、科学的な面はともかく、情緒的な面では自分の勝利で終わらせることが見込めるのだ、」
 サトシ:「そういう考えに至ったので、科学の素人アピール作戦を実行したんだと僕は思います……って、はいっ?」

 サトシ:「いや、その、NATROM批判者がネット上で見せた態度の変遷と、僕とマーシュさんで行ったポケモンバトルとの関係が一つも分かんないけど、」
 サトシ:「うーん、なんか分かります!」

 マーシュ:「うふふ、おおきに」

 ナレーター:「サトシの答えに満足したマーシュは、フェアリーバッチを渡した」

 サトシ:「フェアリーバッチ、ゲットだぜ!」

 サトシ:「よかった、僕のリアクションはマーシュさん的に正解だったんだ」(完)

 (以下、参考にした文献です)
 はてなブックマーク - nagayaさんのツイート あと色々ご提示いただいてますが、私に対するダメだしみたいなんでお答えしなくてもいいですかね。文系の私にこの議論の適格性がないことは私がいちばんわかって

 ネット上でカテゴリや属性を使って自分を卑下することの危うさ - 思索の海

2016年07月06日

「もしもアニメ『ポケモンXY』でパフォーマーのサナさんが、ニセ科学批判批判のパフォーマンスをポケビジョンにアップしていたら」と考えました

 ナレーター:「旅する主人公のセレナ達は、ポケモン・サマーキャンプに参加した」「そこでサナと出会い、意気投合した」

 サナ:「ねえセレナ、少し変わったパフォーマンスの動画も作ってあるんだけれど、見たい?」
 セレナ:「少し変わったパフォーマンス? ええ、見たい」
 サナ:「それじゃあ、動画を再生するね」
 動画再生ボタン:「ポチッ」
・・・・・
 (動画再生開始)
 サナ:「……サナの、ニセ科学批判批判ショーアップっ

 サナ:「最初にdisを披露してくれるポケモンは、このフシギダネっ」

 フシギダネ:「ダネ、ダネ」

 サナ:「今の鳴き声は、アジテーションだよっ」

 フシギダネ:「ダネ、ダネ」

 サナ:「アジる姿が、とってもキュートっ」

 フシギダネ:「ダネ、ダネ」

 サナ:「ニセ科学批判クラスタをアジる姿は、もーっとキュートっ」
 サナ:「見た目は大人しいのに、とーってもアジるのが上手なのっ」

 フシギダネ:「ダネ、ダネ」

 サナ:「私が初めて教えたdisだよっ」

 フシギダネ:「ダネ、ダネ」

 サナ:「みんな大好き、ニセ科学批判批判っ

 フシギダネ:「ダネ、ダネ」

 サナ:「風刺的なdisも、とーってもキュートっ」

 フシギダネ:「フゥシィー」

 サナ:「このdisがどんな物議を醸し出せるのか、みんな期待してROMしてねっ」
 (動画再生おわり)
・・・・・
 サナ:「こーんな感じの仕上がりっ」

 セレナ:「本当、キュートっ」

 ユリーカ:「ね、ね、お兄ちゃん、サナのニセ科学批判批判パフォーマンス、かわいかったねっ

 シトロン:「え? いやあ、僕はどちらかというと、ニセ科学批判パフォーマンスの支持者ですから」

 ユリーカ:「もう、お兄ちゃんたら古ーい。今は、ニセ科学批判批判パフォーマンスの時代だよっ

 シトロン:「ええ? そうなんですかあ〜!?」

 ユリーカ:「そうだよー。ニセ科学批判パフォーマンスよりも、ニセ科学批判批判パフォーマンスを演じたがるトレーナーのほうが、断然多いんだから!

 シトロン:「知りませんでしたあ〜。がくっ」

 サトシ:「ニセ科学批判とか、ニセ科学批判批判とか、なんのこと? 新しいポケモンなの?」

 奇面組の人々:「ポケモン? なんじゃそら?」「新種の、空飛ぶスパゲッティ・モンスターか?」
 「空飛ぶスパゲッティ・モンスターの変身する前の状態が、ポケモンのモジャンボなのか?」
 「ふむ、この二体を見比べると、たしかに同じカテゴリーのモンスターだ」(完)

 (関連記事) 「もしもアニメの『ポケモンDP』に登場するウラヤマさんが、『歴史修正主義をスルーするニセ科学批判クラスタは無意味なクラスタである』という主張を聞いた後、自分の屋敷の裏庭に珍しい技を持つポケモン達を集めて訪問客に紹介したら」と考えました

2016年06月27日

「もしも漫画『北斗の拳』に登場する監督の修羅さんが、『伝統だから』という理由で村人達に千段の人間ピラミッドを作らせていたら」と考えました

 監督の修羅さん:「おら〜、急げ〜、千段の人間ピラミッドを完成させるのだあ〜」

 監督の修羅さん:「千段の人間ピラミッド作りは、この村の伝統なのだあ〜」

 監督の修羅さん:「この村においては、命よりも伝統を守ることが優先されるゆえに、『危険だと分かっていながら千段の積み重ねを強制するとは何事か』などという台詞は、言ってはいけないぞ〜」

 監督の修羅さん:「その他にも、『悪しき村の慣習に自分の命を左右されるのは、もううんざりだ』などと言ってはいけないし、『伝統に訴える論証で自分の命を翻弄されるのは、もううんざりだ』などという台詞も言ってはいけないぞ〜」

 監督の修羅さん:「そんなことより目の前の作業に神経を集中しねえと、人間ピラミッドが変な形で崩れてしまって、お前らの体が一大事になるぞ〜」

 監督の修羅さん:「おお? はっはっは、見ろ、村人の奴ら、素直にどんどん積み上がっていくぜ〜」

 監督の修羅さん:「どうやら、自分達の命よりも伝統が優先される現実を直視できたようだな〜」

 監督の修羅さん:「このまま順調に積み上がると、『千段の人間ピラミッドが見たい!【時代錯誤の伝統を守ることに執着して村人達の生命を危険に晒すことはやめるべきだ】などという外野の声は聞こえない! とにかく千段の人間ピラミッドが見たいんだ!』という俺様達の願望が叶うわけなんだな〜」

 監督の修羅さん:「う〜ん、感心、感心」

 ケンシロウさん:「今度はお前の番だ」

 監督の修羅さん:「いや、だから、俺自身が千段のピラミッドに加わるのは嫌なんだって以前にも言ったじゃないのって、てべぼ!」

 (以下、関連記事です)
http://takanoburogu.seesaa.net/article/430602844.html
ラベル:北斗の拳 修羅