2018年06月08日

ちょっと気になるネット上で見かけた記事に関するメモ、その6

はてなブックマーク - 【悲報】キンコン西野、3億円の借金を抱える 西野亮廣ブログ Powered by Ameba

NOV1975さんのコメント
自分のやってることにケチつけられると「なんで自分の人生を他人が決めるのか」と言うのに「これに寄付しないと人でなし」みたいな言葉を吐けるのか。

 【私の感想】なるほど前フリとして、「私の人生は自分で決める、他人の干渉は受けつけない」と言った後、「私に寄付してくれない読者はダメな読者である」と言ってオチとする炎上芸か。
 「そんな矛盾した態度は間違っても披露できません、まして銭が絡むときには」という論者は控えておいたほうが無難である。
 そうしないと慣れない炎上芸に振り回され、ついには『やまもといちろう氏から炎上芸を批判する記事』まで書かれて意気消沈となる。

窓際記者の独り言さんへ - NATROMの日記
 記事の本文中から引用
 HPVワクチンや検診の議論に参加したいのであれば、できればがん検診やワクチンについて基本的なことを理解してからにしたほうがよいと思います。とくに「偏った海外研究の恣意的引用?」とか「サマリーに書いてある内容さえ理解していない」とか他人を批判するならなおさらです。

 【私の感想】なるほど、初めに「あなたはサマリーの内容さえ理解していないのでダメである」と述べた後、サマリーの内容を理解していない自分の姿を見せて締めくくるというボケ方があったのか。初めて知った芸なので、メモメモ。

窓際記者の独り言さんへ - NATROMの日記
 記事の本文中から引用
 「どの一次資料を読んだのかご呈示ください」という指摘には答えられず、窓際記者の独り言さんは「過去の私のツイート履歴をご確認ください」と返事をしました*10。

 【私の感想】なるほど、そのような返事の仕方があったのか。これを更に洗練すると、次のようになるか?
 議論の相手からの申し出:「あなたが読まれたという一次資料に興味を持ちました、提示してくだされば幸いです」
 私の返事:「よかろう、これまで私が公開したツイート群を、もう一度最初から読み直すがよい、どこかの時点で必ず見つかる」

NATROMさんのツイート
 子宮頸がん検診に言及しないことで村中璃子氏の著作を「悪書として歴史に残る」などとbokemontaro氏は言うが、なぜか検診を積極的に否定する浜六郎氏を批判しない。「浜六郎氏の専門は薬学疫学だ」などと信頼している様子。不可解である。HPVワクチンを否定してくれるなら誰でもいいとしか思えない。

 【私の感想】そういえば、私も次のような経験がある。
 「自説の補強になりそうな記事をネット上で探して片っ端から集めていたら、いつのまにか変なことを言っている論者さんの記事まで集めてしまっていた」
 「でも、あの論者さんのことを私は偉い専門家のはずと固く信じているし、なにかの間違いだろうから、気にしない」
 いわゆる「確証バイアス」と「認知的不協和」を同時に経験したわけだが、これは今でもあり得る経験なので気をつけたい。

NATROMさんのツイート
 online_checkerさんは塩水洗浄(ソルトウォーターバッシング)を「約一リットルのビール大ジョッキを十分間で飲み切るのは容易い」と擁護していた人[ https://togetter.com/li/1081337 ]。「安全側に」考えようよ。

 【私の感想】なるほど、まずは聴衆に向かって「物事は安全側に考えましょう」と述べた後、安全側に考えていない自分の姿を見せて聴衆からツッコミをもらうというボケ方があったのか。斬新なボケ方なので、メモメモ。

NATROMさんのツイート
 しかし、事実を誤認して「(なとろむは)印象操作を続けている」と言ったまさしくその本人が、謝罪も撤回もせずこんなことを言うのはすごいよな。「議論をする際には相手の主張をしっかり理解しましょう」とも言っていたんだよ。 https://twitter.com/cyborg0012/staus/640014365433835521

 【私の感想】なるほど、「あなたは相手の主張をちゃんと把握してから議論を行いなさい」と説教した本人も相手の主張を把握しないで議論に臨んでいたというパターンか。

 しかしながら、「あなたは私の主張を把握したうえで物申すべき立場、私はあなたの主張を把握せず物申してよい立場」という考え方は、「議論で常勝している自分」を演出するための基本だったりする。
 「なんですか、その基本は?」と思った読者様はともかく、そうでもない読者様は選択肢の一つに入れておこう。自身のニセ科学批判批判に幅が出る。
posted by TAKA at 13:27| ニセ科学批判批判に関するネタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ちょっと気になるネット上で見かけた記事に関するメモ、その6

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NOV1975さんのコメント
自分のやってることにケチつけられると「なんで自分の人生を他人が決めるのか」と言うのに「これに寄付しないと人でなし」みたいな言葉を吐けるのか。

 【私の感想】なるほど前フリとして、「私の人生は自分で決める、他人の干渉は受けつけない」と言った後、「私に寄付してくれない読者はダメな読者である」と言ってオチとする炎上芸か。
 「そんな矛盾した態度は間違っても披露できません、まして銭が絡むときには」という論者は控えておいたほうが無難である。
 そうしないと慣れない炎上芸に振り回され、ついには『やまもといちろう氏から炎上芸を批判する記事』まで書かれて意気消沈となる。

窓際記者の独り言さんへ - NATROMの日記
 記事の本文中から引用
 HPVワクチンや検診の議論に参加したいのであれば、できればがん検診やワクチンについて基本的なことを理解してからにしたほうがよいと思います。とくに「偏った海外研究の恣意的引用?」とか「サマリーに書いてある内容さえ理解していない」とか他人を批判するならなおさらです。

 【私の感想】なるほど、初めに「あなたはサマリーの内容さえ理解していないのでダメである」と述べた後、サマリーの内容を理解していない自分の姿を見せて締めくくるというボケ方があったのか。初めて知った芸なので、メモメモ。

窓際記者の独り言さんへ - NATROMの日記
 記事の本文中から引用
 「どの一次資料を読んだのかご呈示ください」という指摘には答えられず、窓際記者の独り言さんは「過去の私のツイート履歴をご確認ください」と返事をしました*10。

 【私の感想】なるほど、そのような返事の仕方があったのか。これを更に洗練すると、次のようになるか?
 議論の相手からの申し出:「あなたが読まれたという一次資料に興味を持ちました、提示してくだされば幸いです」
 私の返事:「よかろう、これまで私が公開したツイート群を、もう一度最初から読み直すがよい、どこかの時点で必ず見つかる」

NATROMさんのツイート
 子宮頸がん検診に言及しないことで村中璃子氏の著作を「悪書として歴史に残る」などとbokemontaro氏は言うが、なぜか検診を積極的に否定する浜六郎氏を批判しない。「浜六郎氏の専門は薬学疫学だ」などと信頼している様子。不可解である。HPVワクチンを否定してくれるなら誰でもいいとしか思えない。

 【私の感想】そういえば、私も次のような経験がある。
 「自説の補強になりそうな記事をネット上で探して片っ端から集めていたら、いつのまにか変なことを言っている論者さんの記事まで集めてしまっていた」
 「でも、あの論者さんのことを私は偉い専門家のはずと固く信じているし、なにかの間違いだろうから、気にしない」
 いわゆる「確証バイアス」と「認知的不協和」を同時に経験したわけだが、これは今でもあり得る経験なので気をつけたい。

NATROMさんのツイート
 online_checkerさんは塩水洗浄(ソルトウォーターバッシング)を「約一リットルのビール大ジョッキを十分間で飲み切るのは容易い」と擁護していた人[ https://togetter.com/li/1081337 ]。「安全側に」考えようよ。

 【私の感想】なるほど、まずは聴衆に向かって「物事は安全側に考えましょう」と述べた後、安全側に考えていない自分の姿を見せて聴衆からツッコミをもらうというボケ方があったのか。斬新なボケ方なので、メモメモ。

NATROMさんのツイート
 しかし、事実を誤認して「(なとろむは)印象操作を続けている」と言ったまさしくその本人が、謝罪も撤回もせずこんなことを言うのはすごいよな。「議論をする際には相手の主張をしっかり理解しましょう」とも言っていたんだよ。 https://twitter.com/cyborg0012/staus/640014365433835521

 【私の感想】なるほど、「あなたは相手の主張をちゃんと把握してから議論を行いなさい」と説教した本人も相手の主張を把握しないで議論に臨んでいたというパターンか。

 しかしながら、「あなたは私の主張を把握したうえで物申すべき立場、私はあなたの主張を把握せず物申してよい立場」という考え方は、「議論で常勝している自分」を演出するための基本だったりする。
 「なんですか、その基本は?」と思った読者様はともかく、そうでもない読者様は選択肢の一つに入れておこう。自身のニセ科学批判批判に幅が出る。
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2018年06月06日

ちょっと気になるネット上で見かけた記事に関するメモ、その5

NATROMさんのツイート
 はたともこ氏自身が引用した鈴木光明氏資料には、HPV併用検診が30歳からであることも、HPVワクチンが子宮頸がん予防に役立つことも、ちゃんと書いてある。 https://pic.twitter.com/mBLayeJdHv

 【私の感想】なるほど、「自説を補強してくれそうなウエブ記事を見つけたので引用したところ、実はそうでもないウエブ記事だった」ということか。
 私も自説を補強しそうな記事と見ればすぐに飛びついて採用する傾向があるので、気をつけたい。

NATROMさんのツイート
 「子宮頸がんの有効率75%という推計と比較して44%という数字は低い」と主張している人がいる、と私が述べたところ、事例を挙げろと言われた。事例を挙げると、「事例を挙げろ」というツイートを削除した上で、「今更必要ないよw」と言われた。 https://twitter.com/erndrvn/status/806169029001945088

NATROMさんのツイート
@erndrvn 「受け取られることを計算していた」というか、「75%という推計に比べて44%は明らかに低くはないですか?」という発言は、明らかに不適切ですよね。低くて当然です。44%は子宮頸がんではなく異形成についての数字ですので。

 【私の感想】このときに、「うっかり自分の発言を忘れておりました、すみません」という感じの返事を選択しておけば、NATROMさんから「素直なところもあるようだ」と感心された可能性がある。
 しかし現実のerndrvnさんは、「今更必要ないよw」という返事を選択した。それを見たNATROMさんと聴衆は、がっかりした。

 「返事の選択一つで自分の論者としての信用が変わってしまった事例」としてメモしておく。

NATROMさんのツイート
 @sawataishi 伊藤隼也氏こそ、医学的な議論で勝てない人をどんどんブロックしているように見えます。こんなことになりました[ http://togetter.com/li/324331 ]。

 【私の感想】「医学的に変な説を唱える、読者達から反論が来る、どんどんブロックする」という態度のメリットとして、「完全な負けに追い込まれていない孤高の自分を維持できる」というものがある。
 もちろん、聴衆から次のような指摘が出たりする。
 「かりにも医療ジャーナリストを名乗っている御方が批判を次々とブロックって何やってますのん、自説に自信があるのならば堂々と再反論すればよろしいですやん」

 「医学の素人ならば『仕方がないですね』と見逃される行動も、医療ジャーナリストを名乗った途端に通じなくなる」という例である。

NATROMさんのツイート
 @sawataishi 村中璃子氏に対して澤田石先生は批判していたように記憶していますが、村中氏と澤田石先生は「現実世界で知り合い」なのでしょうか?

 【私の感想】なるほど前フリとして、「現実世界で知り合いでなければネット上で批判の言葉を述べてはいけない」と述べた後、現実世界で知り合いでない人をネット上で批判してオチとする方法があったのか。初めて知った芸なので、メモメモ。

NATROMさんのツイート
 @SciCom_hayashi こっちの言っていることが理解できないのはまだいいです。「なとろむの言っていることを理解できてない」ことすら理解できないを何とかしてください。「なとろむさんは〜とおっしゃっているのですね」を止めてください。

NATROMさんのツイート
 @SciCom_hayashi いいえ。私の考えと違うなら違うと、そうおっしゃればいいじゃないですか。どうして答えないんですか?

 【私の感想】なるほど、次の方法があったのか。
 その1:NATROMさんのツイートを、流し読みする。
 その2:NATROMさんの言い分を独自に解釈し、その独自の解釈に対して反論を向ける。
 その3:するとNATROMさんから、「その解釈の仕方はおかしい、私の言っていることをちゃんと理解してください」と注意される。
 その4:その1に戻る。

 この態度に徹するならば、「完全な負けに追い込まれた自分の姿」は永遠に実現しないわけだ。
 「議論は目先の勝ち負けが重要だ」というスタンスを採用する場合、万が一にも、「たしかにNATROMさんと私の考えは違っています、具体的にはこれこれこの部分です、吟味をお願いしますね」と言ってツッコミを入れられる余地を与えてはいけないのだ。

sawataishiさんのツイート
 またも引用しないでメンション。質問は回答に値する時のみそうするもの。ねちねちと非回答の事実をメンションで垂れ流して、人の評判を落とす手口は余りにも安易。貴兄の悪辣さはますます広く知られることになります
#NATROMさんへ https://twitter.com/NATROM/status/98655953802014720

NATROMさんのツイート
 @sawataishi 「(なとろむは意図的に澤田石先生の)元発言を見えないようにしている」という澤田石先生のご指摘は事実誤認です。リプライ元のツイートは普通に見えます。 https://pic.twitter.com/xLt0Lg2P5s

 【私の感想】なるほど、「NATROMさんは私のツイートを引用せずにメンションしている、私のツイートを第三者に読まれてしまうと都合が悪いと思ったのだろう」と述べて、「いいえ、あなたのツイートも他の人たちに余裕で見えていますよ」とツッコミを入れてもらう方法があったのか。
 議論が長引いてみんなが疲れてきたときのワンクッションとして有りかもしれない。

NATROMさんのツイート
 @sawataishi 「伊藤さんの言説は私の関心外」という回答から、「澤田石先生は、ご自分が支持するジャーナリストの信頼性について関心を持っていない」という結論が導かれますが、その理解でよろしいですか。無責任過ぎるではないですか。

 【私の感想】このときに、「伊藤隼也氏が標準医療に沿った主張をした時には賛同を表明する、標準医療に沿った主張をしなかったときは無関心でいる」という感じでお返事しておけば、「無責任過ぎる」とまでは言われなかった可能性がある。

 しかし、sawataishiさんは最初に伊藤隼也氏に対する支持を述べていたので、「NATROMさんと対話するうちに伊藤隼也氏が医学的に変なことを主張していたのは分かった、しかしいまさら不支持ですとはっきり言うのも格好が悪い」と考え、妥協として「伊藤さんの言説は私の関心外」という言い方に落ち着いたのであろう。

 「あなたの支持している○○さんって医学的に変な内容のツイートを公開しているらしいよ、しかも一度や二度ではないらしいよ」と言われたときに、「えっ、本当ですか、信じられませんが、ちょっと調べてみますね」という心境になれるかどうかが分岐点といえる。

ニセ医学に騙されているのに境界線上の事例を検討できようか - NATROMの日記

 【私の感想】この場合、次の説も考えられる。
 ・NATROMさんと議論しているうちに、「私の主張のほうがダメっぽいらしい」と薄々自覚しはじめた。
 ・素直に間違いを認めようとするも、「それだと何かに負けたような気がして悔しいのだ」という声が、心の底から聞こえてきた。
 ・その声に従うことにし、「言ってもいないことを言った作戦」でがんばった。

 ほかにも、次の説が考えられる。
 ・当時の林衛さんは、ニセ医学に騙されていたというよりも、「とにかくNATROMさんに対して常に勝っている自分を演出することが第一です、ゆえに私が話す内容の正確さは二の次となります……というスタンスで議論を行った場合、どうなるか?」と考え、確かめるべく実行に移した。

 以上の二つの説のうち、どちらが事実に近いのか。林衛さんからネタ明かしがされる未来を待とう。
posted by TAKA at 13:58| ニセ科学批判批判に関するネタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月05日

ちょっと気になるネット上で見かけた記事に関するメモ、その4

NATROMさんのツイート
 @sawataishi 澤田石先生は、「子宮頸がんワクチン についての言説にはすべて賛成」とまで言った伊藤氏についてすら、「人物論に関心ない」といって検討を避けるくせに、他人には、賛意を示したどころか言及すらしていないNPOについての検討やら観察やらを提案するのはなぜですか。

 【私の感想】なるほど、次のようなボケ方があったのか。

 ・まずは、NATROMさんとネット上で議論を始める。
 その際に、「この私は、主張の内容のみに神経を集中して評をくだす者である。主張する本人については、なんら興味を持たない者である」と自己紹介する。
 ・次に、NATROMさんに対して、「あちらの人物についてどう思いますか、こちらの人物についてどう思いますか、賞賛しますか貶しますか、詳しく人物評を聞かせてくださいね」と呼びかける。
 ・すると聴衆から、「いや、めっちゃ人物に興味を持っていますやん」と指摘される。
 ・ミッションコンプリートである。

 このようなボケ方は初めて知ったので、メモメモ。

Puku_Pukuroさんのツイート
 @NATROM 「HPVワクチンで100%子宮頸がんを防ぐことができないなら、ワクチンには効果がない」と主張している人に対しては有効な反論ですけど、HPVワクチン反対派でそんなことを言っている人は希少なのでStraw Man Argumentにしかみえない(´・_・`)

NATROMさんのツイート
 ここで例示した以外にも、HPVワクチンが完全に子宮頸がんを防げないから不要であるといった主張は多数みられます。 https://pic.twitter.com/FwlWC1Mj06

 【私の感想】この場合、当時のPuku_Pukuroさんは次のようなお考えを持っていた可能性がある。
 『私の観測範囲外の情報をNATROMさんから確実に聞き出す一番の方法とは、なにか? それは、わら人形論法だと言ってあげることである』

 『たとえば、「NATROMさんが批判されている対象など現実の世界にはほとんど居ませんよ、違うというのなら示してくださいな」という感じで言ってあげる』
 『するとNATROMさんは、「いいえ、私は架空の存在を批判していたわけではありません、具体例をお見せします」と返事してくれるのだ』
 『これで私の観測範囲内に情報が入ったことになる。よし、さっそく実行しよう』

 この推測が的外れである可能性が高いかどうか、調べておくこと。

NATROMさんのツイート
 @quine10 癌死に差がないのならHPVワクチンを推奨する意義はかなり減りますね。でも、実際にはHPVワクチンは子宮頸がん死を減らすと思いますよ。前がん病変を減らすのですから。

NATROMさんのツイート
 @quine10 減るでしょう。すでに「HPVワクチンは子宮頸がん死を減らすと思いますよ。前がん病変を減らすのですから」と述べました。

NATROMさんのツイート
 @quine10 一方、HPVワクチンは子宮頸がん死を減らすというのも推論ですが、私の知る限りにおいてはこの推論が間違っていることを示唆するデータはありません。支持するデータならあります。このあたりは蓋然性の話になります。詳しくご説明してもいいですが、ご希望されますか?

 【私の感想】なるほど、自分がよく知らない話題の議論に参加する際は、「頭の中で想像を進めると、これこれこのような結論が出た。さて、現実の世界ではどうなっているか? ちょっと調べてみよう」という態度を採用したほうが無難ということか。

 しかしながら私の場合、「頭の中で独自の説を組み立てる作業は楽しい、現実と合っているか否かを調べる作業は面倒だ、ゆえに放置だ」という傾向があるために、NATROMさんの主張に真っ向から物申せる日は限りなく遠い
 (なにしろ独自説を思いついた瞬間に、「やったぞ! これで主流の医学をすべて論破できるぞ!」と浮かれてしまうのだ)

NATROMさんのツイート
 @fukutyonzoku 「論理的には可能」とか「調査は一つもありません」とかおっしゃっていますが、その根拠は何ですか?子宮頸がん検診について教科書を読んだり、一次資料をあたったりしましたか?それとも、るいネットやご自分の頭の中だけでそう判断されたのでしょうか?

 【私の感想】もしや当時のfukutyonzokuさんは、「現実の子宮頸がん検診についてはよく知らないが、自分の頭の中で組み立てた仮説には論理的な穴が一つもない、だからNATROMさんの主張を崩すことは可能だろう」というお考えがあったのかもしれない。

 もちろん、次のようなネタ明かしが出る将来も否定できない
 「当時の私は、【頭の中で論理的に組み立てた自説でも現実と照らし合わせると的外れになってしまう場合があります、だから自信満々でネット上に公開する態度は控えたほうが無難です】ということを聴衆に分かりやすく示そうと思い立ち、それを実行したのでした」

NATROMさんのツイート
 @sivad sivadさんの脳内ではそうなのでしょう。いったいなぜだか、ネット上ではsivadさんの味方をしてくる人は、Оリンクテストの支持者とか、教科書を読む努力すらしない人とかばかりですが。

 【私の感想】この場合、次のような反論が可能である。
 『Оリングテストの支持者や教科書を読む努力すらしない人がsivadさんの主張に賛同していても、それだけでsivadさんの主張が間違いだとは断定できない、あくまでもsivadさんの主張の内容に的を絞って妥当性を判断すべきである』

 しかしながら、「Оリングテストは科学的に怪しいらしいぞ」「疫学の教科書を読む努力すらしない人が、NATROMさんの疫学に基づいた主張にダメ出しして返り討ちにあったらしいぞ」という思いが先にあると、「やはりsivadさんの主張は間違っているのかしら?」となってしまうのだ。
 これはニセ科学批判においてもニセ科学批判批判においても今ひとつの考え方なので、気をつけたい。
posted by TAKA at 14:32| ニセ科学批判批判に関するネタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月03日

ちょっと気になるネット上で見かけた記事に関するメモ、その3

NATROMさんのツイート
 @nagaya2013 というようなことをずっとご説明しているんですが、ご理解いただけない。建設的な議論を行いたいのなら、こちらの主張を理解した上で反論すればいいんですが、そもそもnagayaさんたちがこちらの主張を理解できないので同じところをグルグル回っています。

 【私の感想】NATROMさんの評する「同じところをグルグル回って」いた議論の原因は、次の三つが考えられる。

 1.実は、NATROMさんのほうこそnagaya2013さんの主張を理解できずにズレた反論をしていた。

 2.実は、当時のnagaya2013さんはNATROMさんの主張をちゃんと理解していたのだが、反論として作ったツイートの文章を推敲し終える前に間違って投稿ボタンを押してしまい、結果としてズレた反論がネット上に公開された。

 3.実は、当時のNATROMさんとnagaya2013さんのやり取りは、事前の打ち合わせがあったうえで行われていた。
 その目的は、「相手の主張を正しく理解せずに反論していると、議論が同じところをグルグル回りはじめてゴールを見失うよ」という教訓を読者たちに分かりやすく伝えるためだった。

 以上のほかに4つめの推測として、「当時のnagaya2013さんは横山三国志に登場する曹操さん風の考え方を持っていた」というものがある。
 例:『私の考えは常に正しい、私がネット上で公開する発言も常に正しい、ゆえに疫学に関する議論も私が常に正しいという理屈になる、その私に向かって異論を唱える者たちは当然にすべて的外れで却下である』

 しかしながら、nagaya2013さんは以前に「疫学の教科書を一冊も読んでいません、これから読む予定もありません」という趣旨のことを言っておられた。ご自身を疫学の素人と正直に明かしておられた。
 ゆえに4つめに示した推測が事実である可能性はゼロに近く、やはり3つめの「事前の打ち合わせがあった説」を私は推しておく
 (いや、それが一番可能性がないですやんと思った読者様、今の私は「逆張り」をしたい心境なのだ)

NATROMさんのツイート
 @sivad @usotsukibakari 私の主張を正確に引用してください。意図的に【「10万人中2300人の副反応被害者」の】という部分を引用していませんよね。

 【私の感想】この場合、次の推測がなりたつ。
 ・初めに「NATROMさんの主張を正しく引用したツイートの原稿」を作り、次に「NATROMさんの主張を不正確に引用したツイートの原稿」を作り、比較検討し、「一番目に作った原稿がよい」と判断したが、間違って二番目のツイートを投稿してしまった
 ・すぐに訂正のツイートを投稿しようと思ったが、「そもそもNATROMさんの主張は何もかも間違っているのだから、私が少しくらい不正確な引用をしても大勢に影響はない」と思い直し、そのままとした。

 この推測も「逆張り」であるが、「事実はそのとおりです」と明かされたときに得意顔ができるので、推しておく。

NATROMさんのツイート
 @usotsukibakari 「池田氏がsanevax由来とtweetした訳でも、元tweetで私が述べたことでもありません」。その通りです。どなたかた「池田氏がsanevax由来とtweetした」と述べたんですか。

NATROMさんのツイート
@usotsukibakari 具体的に、私が「池田氏がsanevax由来とtweetした」と述べたブログ、もしくは、ツイートを提示してください。

 【私の感想】この場合、次のような反論が可能である。
 『現実の世界に居るNATROMさんが「池田氏がsanevax由来とtweetした」と述べていないことは、私も分かっております』
 『しかしながら、私の心の中に居るNATROMさんは「池田氏がsanevax由来とtweetした」と述べていました。これについては事実ですので、お認めください』

 このように反論すると、「逆転勝ち」したことになる。
 ただし、「勘違いをしておりました、すみません」と述べるよりも高度な返しであるために、「自分の論者としての信用が落ちるかも?」と思ったときは行使をやめておこう。

NATROMさんのツイート
@sivad @SciCom_hayashi @koichi_kawakami @NPwrAGW @nagaya2013 @ahare_asayaka @cyborg0012 答えています[ https://twitter.com/NATROM/status/903494753475469312… ]。ツイッターでは、sivadさんのように質問されても答えずに逃げ続け、こちらが答えたのに答えていないと嘘をつき続ける人とは議論ができません。

 【私の感想】この場合、次のような反論が可能である。
 『それは私が言いたい台詞である。ならば、私とNATROMさんのどちらが逃げ続けているか、聴衆に結論を出してもらおうではないか?

 しかしながら、次のように述べる聴衆が大半になってしまう場合もある。
 『話の内容自体はよく分かりませんが、『明らかに自分が相手の質問に答えないで逃げ続けているにもかかわらず、相手のほうこそ質問に答えないで逃げ続けているとアピールする摩訶不思議な論者』が誰かは分かります。ええ、あなたです』
 この事態を強く想像できた場合は実行をやめておこう。

NATROMさんのツイート
@SciCom_hayashi 林衛さんによる理解が間違っています。いつもの「言ってもいないことを言った」です。本当に勘弁してください。

 【私の感想】議論中に「あなたは〜とのことのようですね」と返事したり、「あなたは〜と考えのようですね」と返事する方法は、高い確率でツッコミがもらえる方法である。
 しかし、あまりに連続で使用すると相手が飽きて消え去ってしまい、あとは議論の場に自分が一人でぽつんと居る状態となる。

 「そんなのやだ、私はツッコミを入れてくれる相手が常に画面の向こうに居てほしいんだ!」という場合、「あなたは〜とのことのようですね」と返事しない時間帯を一日に一つ設けておこう。

NATROMさんのツイート
@SciCom_hayashi どれのことやらわかりません。「なとろむさんが把握されている和文総説誌」「いままでいくどもツイッター上で引用してきたもの」「九大での対論の際の資料にも含めてありましたあれ」とかではなく、明確にに文献情報を提示し、林衛さん自身が具体的な引用を行って論じてください。

NATROMさんのツイート
@SciCom_hayashi メールのやり取りでも、私が文献情報を要求し、林衛さんがそれに応じないというやり取りを何度も何度も何度も繰り返しましたよね。林衛さんは文献情報を提示するやり方や意義をご理解していない、と私はみなしています。

 【私の感想】もしかすると、SciCom_hayashiさんから次のようなネタ明かしがあるかもしれない。
 『あの時の私は、「ネット上で行う議論において、科学コミュニケーションの研究者が見せてはいけない一番の態度とは、なにか? 議論の相手から、【具体的な文献情報を提示してほしい】と言われても提示せず、そのまま話を進めて一人で合点して議論から離れるという態度ではないか?」と考え、それを確かめるべく実行に移しました』

 このようなネタ明かしが未来のどこかの時点で行われるだろうと予言しておく。
 なお、この予言が当たったときに一番驚くのは私だったりする。
 というのも、SciCom_hayashiさんは過去にも「根拠の提示や引用に関して軽く考えているとしか思えません」と議論の相手から評される態度を実行しているのだ。
 【参考記事】『林衛富山大学准教授にとっての根拠の提示とか引用とか

 これを鑑みるに、私の今回の予言は「外れる可能性が高すぎて逆張りにすらなっていない予言」といえよう。
 この予言のすごさが読者様に伝わったならば幸いである。
posted by TAKA at 15:07| ニセ科学批判批判に関するネタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月01日

ちょっと気になるネット上で見かけた記事に関するメモ、その2

(以下は、個人的なメモの羅列です)
 NATROMさんのツイート
 いるよ。「『インフルエンザワクチンが免疫破壊』というトンデモ記事が出る背景はなんですか?」という質問に答えたんだよ。リプライ元を確認するぐらいの知恵はあっていいと思う。 https://twitter.com/seki_yo/status/967025111063605249

 【私の感想】なるほど、リプライ元を確認せずに「そんなことを言っている人って居るのかな?」と述べてNATROMさんからツッコミをもらうという方法があったのか。
 ならば、「リプライ元を確認したうえでNATROMさんに伺います。そんなことを言っている人って居るのかな?」という天丼的なボケもあると思ったが、なかった。

 toshi2133さんのツイート
 拡散希望 推進派の大好きな権威ある、ノーベル賞受賞モンタニエ氏が激白するアルミニウム塩の危険 安全なワクチンの開発が急務!

 NATROMさんのツイート
 ちなみにモンタニエはこんな人です。「[モンタニエ]は病原菌の記憶を水は維持できるとか、病原菌のDNAシーケンスは病気診断に使える電磁波を放射しているとか、酸化防止剤と栄養サプリで免疫系を刺激することで、AIDSとの闘病を助けられるとかの主張をしている」[http://transact.seesaa.net/article/276473993.html … ]。

 NATROMさんのツイート
 科学における相互批判が正常に働いていれば、ノーベル賞を取った科学者であってもおかしな主張をすれば批判されます。ライナス・ポーリングが有名な例です。

 【私の感想】なるほど、次のような考え方はダメっぽいということか。
 『あの○○氏は、権威ある賞を過去に受賞されている御方である』
 『ゆえに、○○氏が公開された今回の主張は、なんら間違いが含まれていない主張と結論できる』

 私の場合、『権威あるノーベル賞を受賞した学者が△△の危険性を激白!』などと言われると、「それは大変だ、すぐに拡散しなければっ」「というか、なぜに他の学者たちは△△の危険性を激白しないのだ? 怠慢ではないかっ」という感じですぐに飛びつく傾向があるので、気をつけたい。

 NATROMさんのツイート
 評価はされているし、そもそも検診の有効性が未評価なのに検診を開始したこと自体が問題なのです。

 NATROMさんのツイート
 これがワクチンだと「いったん中止して再考を」となるのにね。予防原則はどうしたのであろう。

 【私の感想】「甲状腺がん検診には肯定的、ワクチンには否定的」という立場の論者の場合、次のような考え方を採用している可能性がある。
 『甲状腺がん検診は有効性があると私は判断している。ゆえに、検診の実施になんら問題はないと結論できる』
 『ワクチンは有効性がないと私は判断している。ゆえに、いったん中止して再考すべきという結論になる』

 この場合、一見すると予防原則を重視している立場だが、その実は「前提が崩れると結論もダメになる」という立場である。
 「いいえ前提は揺るぎません、客観的に確かな根拠があるからです、具体的にはこれこれです」と説明できる準備が整うまでは、表明を控えておいたほうが無難な立場といえる。

 NATROMさんのツイート
 それとも各務裕史さんは、ご自身を「どの専門家も見抜けなかった資料の欠点を見抜くことができる天才」であるとみなしておられるのですか?

 kuninosaiseiwoさんのツイート
 ご免なさい。なとろむさん、あなたは馬鹿です
 誰が天才などと思うものでしょう。子供の口げんかの様な事は止めましょう。私は貴方が細かく対応してくれるのに感謝していて、貴方が時間の無駄遣いをする事を常々心配しているぐらいです。
 データと向き合いましょう

 【私の感想】この場合、次のような推測はどうだろうか?
 『当時のkuninosaiseiwoさんは、『NATROMさんの甲状腺がんに関するツイートには間違いが含まれているように見える、そして鵜呑みに信じる読者がけっこう居るようだ、このまま放置すればネット上に間違った知識がさらに拡散されてしまう』という考えを持っていた』
 『つまり当時のkuninosaiseiwoさんは、「NATROMさんの主張で明らかに間違っているように見える部分に対し、やんわりと疑問を呈して遠まわしの自覚に導いてあげていた」だけであり、ゆえに当時のkuninosaiseiwoさんの主張を支持していた読者たちは、「NATROMさんは正面から反論できないために、天才うんぬんという話を持ち出して議論をごまかそうとしている」と呆れかえったのであった』

 この推測は的外れである可能性が高いかどうか、調べておくこと。

 NATROMさんのツイート
 インド南部での高い甲状腺がん罹患率を自然放射線のせいだとお考えの人たちもいるようですが、罹患率の増加(自然放射線は10年間ぐらいでは変化しない)および他地域との甲状腺がん死亡率の差の欠如(自然放射線のせいで罹患が多いなら死亡も多いはず)も説明できなければなりませんよ。

 NATROMさんのツイート
 「もしかしたら自然放射線のせいかも?」と疑うのは健全な懐疑ですが、「この著者は自然放射線が高いと知らないんじゃないの」ってのはトンデモです。でなければ、素人なのに複数の専門家が見落とすようなことを気づける天才ですから、ツイッターなどではなく専門誌に自説を投稿すべきです。

 【私の感想】一理あるが、NATROMさんの仰る「素人なのに複数の専門家が見落とすようなことを気づける天才」の大半は、『私は思いついた疑問を即座に述べただけ、でも自分が正しいという直感はある』と反論するにとどまり、専門誌に自説を投稿する行動は決して起こさない。
 代わりに、『思いついた疑問を述べるだけ』という行動は延々と起こす。必然的に、NATROMさんがツッコミを延々と実行することになる。これがニーチェの言うところの、『永劫回帰』である。
 (以上で、個人的なメモの羅列を終えます)
posted by TAKA at 20:08| ニセ科学批判批判に関するネタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする